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最後の手紙  作者: 白鳥 真一郎
第2章  ~文通~
17/59

17 ~直感~


 きっとユウキは正義派なんだね。


 なんとなくそんな感じはしていた。少なくともずるく立ち回るってタイプじゃない。だからユウキのことを好きになったのかな。


 でも、もし、ハヤシ君をいじめる側の人間だったらどうだろう。それでもユウキのことを好きだと思うかな。


 私自身はどうかしら。正義派かもしれないしそうではないかもしれない。何が正しくて何が正しくないのか、自分でよく考えなければいけないんだね。


 でも、どうして正しいとか正しくないとか言えるのだろう。ユウキは何か持っているのだろうか、その基準みたいなものを。


 私は気分で決める。直感といった方がいいのかもしれない。いいのか悪いのかパッとわかる。それを自分で信じてるって感じ。


 ハヤシ君は私のクラスの人ではない。でも、もし、同じような人が私のクラスにいたらどうするだろう。話すのはいやだと言って拒絶してしまうだろうか。それとも、何度でもハヤシ君が納得するまで話をするだろうか。


 状況にもよるかもしれない。急いでいるときはあまり丁寧に話すことはできない。時間のあるときにはゆっくり話すことができる。きっとそうやって臨機応変に動くんだと思う。絶対こうだ、なんて私には言えない。でも、気持ちは優しくありたい。


 ユウキは意外と頑張ってるみたい。ムー君っていうのは将来のユウキの親友って感じね。


 でも、あんなに工作好きなユウキがなんにも作ってないっていうのはおかしい。何かあったのかもしれない。心を奪われるようなことが起きたのかしら。


 ハヤシ君のことで、案外本気になってるのかもね。ムー君といろんなこと相談しているんだろうな、きっと。


 でも、私にも相談してくれてよかった。もう五月になった。ユウキは合宿かあ。私もそろそろ合宿なんだよね。



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