表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼馴染みの彼女が僕を殺しにやってくる!  作者: ぱんだ祭り
「本物」の入学式編wwwwwwwwwwwwww
58/204

第58話「本物」のISでLFOwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 僕と佐藤さんの抵抗も虚しく太田道灌軍が数メートル先まで攻め込んできた。

 物凄い人数の太田道灌軍の殆どが、川の中に入り僕達目掛けて走ってくる。

 この絶望的な状況に僕と佐藤さんは、震えながら迫り来る死を覚悟し始めていた。


 しかしそんなことも気にしていないのか、悠然と僕の沙織は必死に石を投げ続けている僕の後ろまで歩いてくると僕の肩を叩いた。


「差身wwwwwwwwwwww若菜ちゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwそろそろ良い頃あいだwwwwwwwwwwwwwwwwwww下がっていてくれwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 めっちゃ死にものぐるいになっていた僕と佐藤さんは、それに気がつくと逃げるように沙織の後ろに下がった。

 

 あれ?色々言ってたけど、僕の沙織も何か作戦があるのかな?

 まあ僕の沙織が僕が死ぬを黙って見てるはずはないけどな…

 

 僕の沙織はM16-A4沙織改を構えると、平然とすぐにでもこちらに上陸しそうな太田道灌軍を少し撃ち殺した。


「おおおwwwwwwwwwこの銃かなり殺しやすいなwwwwwwwwwwwwいけ!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwエウレカであり織斑君である者達よ!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwリア充どもを蹴散らすのだ!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 僕の沙織はそう叫ぶと、上空に向かって3発M16-A4沙織改を発射した。


 すると、遠い川上の方から、無音ではあるんだけど、大きな水しぶきを高く上げながら物凄いスピードでこちらに何かが迫ってきた。

 それはサーフボードのようなものに乗ったロボット的なものだった。

 いや、正確にはリフとパワードスーツか…

 これってあれだな。僕の沙織が好きな最初のエウレカセブンとインフィニットストラトスを混ぜてるっぽいな…

 多分予想以上に大軍だった太田道灌軍を一気に消すために、僕達を囮にして太田道灌軍を川の中に引きずり込んでからのISでLFOなんだね!!!!

 4人の沙織達が手にそれぞれが持つ銃的な武器を撃ちまくりながら、川の中で身動きが取りにくくなっている太田道灌軍を一方的に消していった。

 かろうじて生き残った太田道灌軍は川下や元来た川岸へと逃げまわってるんだけど、川上から来た沙織達は2名が水上に残り、2名が太田道灌軍の陣がある河原に上陸し、甚振るように太田道灌軍を川下の方へ追いやっていった。

 絶対間違いないと思うんだけど、すぐにでも殲滅させることができるのに、わざとそうしないで追い込んでるんだろうな…

 どう見てもすぐ殺せるのに、生かしてるようにしか見えないんだよな…


「さすが我がニャンパス軍の調査兵団wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwリア充ごときに遅れは取らないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwこの曲もかけたかったな https://www.youtube.com/results?search_query=IS%E3%80%80OP%E3%80%80StraightJet」


 僕の沙織はそう言うと病んだ笑みを浮かべながら満足そうに鶴見川を見つめていた。


 何言ってるんだよ…

 どこが調査兵団だよ!!!!もう兵団というよりロボットじゃん!!!!!

 というか沙織!!!!お前の趣味だろ!!!!!

 お前の趣味を具現化するために、めっちゃ色んな世界線の科学の粋が集められている気がするんだけど、もっと世の中のためになることに使った方が良いんじゃないのかな!!!


「のわああああああああああああああああああああああああっ!!!!おい!!!!沙織!!!!死ぬかと思ったぞ!!!!!こういう作戦なら早く言ってくれ!!!」


 佐藤さんが25オートの銃口を僕の沙織に向けながら怒ってるんだけど、僕の沙織は全く気にしてないようで病んだ笑みを浮かべていた。


「若菜ちゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwww 戦争(デート)なんだから何が起きるかわからないほうが楽しいだろ?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww我々は特等席で全てを見ることができるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwみんなが気を使ってくれてるんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


「そうか!!!!戦争(デート)だから当たり前だね!!!!」


 佐藤さんはすんなりと納得したように笑みを浮かべた。


 何言っちゃってるの佐藤さん!!!!

 あなた沙織に影響受け過ぎだよ!!!

 完全に「本物」だよ!!!!まごうことなき「本物」になっちゃったよ!!!

 だんだん感覚が麻痺してきて、銃を撃つとか人が死ぬとか自分が殺されそうになるとか、大した問題だと思えなくなっちゃってるでしょ!!!!!

 もう全くの別人になってしまったんだね!!!!!!


「次はどんな事件が起きるんだろうなwwwwwwwwwwwwwwwwwみんな!!!川下へ移動するぞ!!!!wwwwwwwwwwwwwwww」


 僕の沙織はわざとらしくそう言うと川下に向かって走りだした。


「のわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!」 


 めっちゃ興奮している佐藤さんもそう叫びながら僕の沙織の後を追った。

 

 4人の沙織達がISでLFOなもので太田道灌軍に威嚇射撃したり追い回しているのを横目に僕も走りだした。

 僕もかなり麻痺しているのかもしれない。

 ちょっと僕もこれから何が起きるのか楽しみになってきていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ