↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼馴染みの彼女が僕を殺しにやってくる!  作者: ぱんだ祭り
「本物」の入学式編wwwwwwwwwwwwww
PR
44/204

第44話「本物」の作戦会議wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 楽しい宴はあっという間だった。

 大方の武士達は満足そうに大広間を出て行ったが、小机さんやその重臣、僕と12人の沙織、そして佐藤さんはシーンとした大広間に残っていた。

 小机さんも結構お酒を飲んでいたんだけど、沙織と違って1ミリも取り乱すことなくしっかりとしていた。


 僕の沙織は看護服の沙織から渡された見たこともない動画を再生??するような機械を渡された。

 

 なんだこれ?めっちゃ薄いんだけど…

 紙みたいだよ。映像が画面から浮かんで3Dで映しだされてるし…

 これってタブレットの進化系なのかなあ?


 なんか武士の人達もめっちゃ興味深そうに見てるんだけど、他の沙織達も驚いたよう見てるから他の世界線の沙織からしてもレアなものなんだろうな。


「おいwwwwwwwwwwwwwwあんまり余計なところ触るなよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww私のシークレットも保存してあるからなwwwwwwwwwwwwwwwwwホログラム画面のここを押せwwwwwwwwwwwwwwwそれ以外はあってはならない許すまじ行為wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 看護服の沙織が僕の沙織に注意すると、僕の沙織は病んだ笑みを浮かべながら軽く頷きみんながそれを見えるように床に置いた。


「ああwwwwwwwwwww分かった分かったwwwwwwwwwwwwwwwww未来は凄いものが売ってるんだなwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 僕の沙織はみんながこの謎の端末を注視しているのを確認すると、何故か偉そうな感じで「ゴホンゴホンwwwwwwwwwwww」と声を出す準備をした。   


「えーwwwwwまずは太田道灌軍の様子を撮影した動画から見ることにするwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwどれが太田道灌か分からなくて殺しようがないからなwwwwwwwwwwwwwwwww

さっき私があいつらを攻撃した時の動画をみんなで見ようwwwwwwwwwwwwwwwwwポチットなwwwwwwwwwwwwwww」


 沙織は画面から浮かびだしているボタンを押すと、森の中で陣を組みリラックスした様子で座っている男が映しだされた。

 どう見ても一番偉そうにしてるしこの男が太田道灌なんだろうな。

 あれだね、確かにリア充ぽいよ。

 服装も小机さんとかよりも立派な鎧を着てるし、こっちなんかみんな泥だらけなのにキレイな顔してるもんな。

 回りにいる武士達もこちらの武士達とは違って余裕があるというか暇を持て余している感じだ。

 それにしっかり食べて寝ているのか顔色も良い。


 太田道灌はしばらく考えこんだように首をひねっていたが、筆を手にし優雅に短冊に何か書いていった。

 

「小机はまず手習いの初めにて、いろはにほへとちりぢりとなる」

 

 太田道灌が短冊を満足そうに見ながら短歌を読み上げると、周りの武士達が太鼓持ちのように大げさに太田道灌を持ち上げ始めたんだけど、なんかこの人嫌な感じだなあ…お世辞だって解ってるのに褒められて悦に入ってるし、太田道灌という人は実力はあると思うけど人間的に好きになれない。


「沙織、太田道灌の短歌ってどういう意味のことを言ってるんだ??」


「ああwwwwwwwwwwwwwwww簡単にこっちをぶっ殺せるって言ってるんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwあのリア充めwwwwwwwwwwwwwwwww殺したい殺したい!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 あー、やっぱり嫌な感じの人だなあ。

 敵とはいえ、ろくでもないことを言ってるな。

 そう考えると小机さんとかめっちゃいい人だよな。

 さっきから見てると、みんなのこと1人1人を気にかけているのかよく声をかけてるし、周りの人達も信頼しているのか心から頭を下げたりしてるように見えるんだよな。

 僕も仕えるなら小机さんの方が良いな。

 ちょっと僕もやる気になってきたぞ!!!

 

 でもこれってどうやって撮影してるんだろ?

 ずいぶん近くからカメラを回している気がするんだけどさあ…


「これってどうやって撮影してるんですか?」


 僕が看護服の沙織に尋ねると、看護服の沙織はちょっと困った顔をして言葉をつまらせた。


「ああまあwwwwwwwwww普通にカメラを持って近くで撮ってるんだがwwwwwwwwwwwwwwwこういうのが得意な友達がいるんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 あんまり未来のことは話したくないのだろう。

 看護服の沙織は誤魔化すようにそう言ったんだけど…


「友達?!」


 未来の沙織が「友達」と言ったのでめっちゃ驚いた。

 沙織に友達ができるなんて全く考えてもいなかった。

 

「全員このあたりでさっきから作業をしてるぞwwwwwwwwwwwwwww今は差身のことを見つからないように観察してるようだがなwwwwwwwwwwwwwwwwwまあ未来のことは知らない方が楽しみが減らないwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 看護服の沙織がそう話を切ろうとしたんだけど、沙織の友達についてもっと話を聞こうとした時だった。


 



 ズバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!





 太田道灌のすぐ近くで爆発音が雷の如く鳴り響き、周辺一帯が火の海になった。

 

 ああ…これって僕が撃ったRPG、リア充パーフェクト殺しかな?

 遠くで見ていても相当ヤバイことになってると思ってたんだけど、実際着弾地点では突然の想定外の攻撃でめっちゃ慌てて逃げ惑ってるね!!!

 でもRPGを撃っておいてやっぱり良かったな。

 これだけメチャクチャになれば、確かに太田道灌も攻撃してこないし、さっき様子のままだったらすぐにでも2の矢を放って来ただろうな。

 

「うひひひひひひひひひひいっひh!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwざまあみろ!!!!!リア充将軍太田道灌wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww差身のリア充パーフェクト殺し炸裂!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwww太田道灌は生きてるっぽいから明日の戦争(デート)も中止ではないwwwwwwwwwwwwwwwww」


 どうも太田道灌はリア充で敵だというのは12人の沙織達の中で共通認識らしく、どの沙織も太田道灌が逃げ惑うさまを見てヤンヤヤンヤと大騒ぎしていた。

 僕の沙織はもう一度看護服の沙織に言われたボタンを押すと、上空から見た小机城と太田道灌軍が陣を取る僕達の高校付近あたりまでの地図に画面を切り替えた。


 小机城と太田道灌軍の陣は川を挟んで別れている。

 川があるからお互いに攻めにくいんだけど、守りやすくもあるんだよね。

 しかも両方共山の上にあるから、さらに守りやすい。

 でも城攻めされて食料とか尽きている小机さん達は、攻めにくいけど守りやすいというのが仇になって、身動き取れなくなっちゃったんだろうなあ。 


「我々神の国ではあの川を『鶴見川』というwwwwwwwwwwwww今後『鶴見川』で統一するので覚えておくようにwwwwwwwwwwwwwwwwwwこの川を制したものがこの戦争(デート)に勝つと言っても過言ではないwwwwwwwwwwwwwwwww明日は小机さん達はこの位置に待機し我々の合図とともに川を渡ってきた太田道灌軍を駆逐してもらうwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 僕の沙織はさっき太田道灌軍が逃げ帰った浅瀬よりも川下の森の中を指差すと、指先で丸を描いてその場所のマークをつけた。


「沙織様、我々も川での戦いを幾度となく繰り返してきました。川下から川上に攻め上がることは川での戦いでは不利でございます。特にこの場所は川が深く、馬は足を取られ、兵も身動きが取れませぬ」


 小机さんは真剣な眼差しで僕の沙織にそう言うんだけど、僕の沙織は軽い感じで病んだ笑みを浮かべながら頷いた。


「ああwwwwwwwwwwwwその点は気にしないでくれwwwwwwwwwwwwwwww今までとは戦い方を変えてもらうwwwwwwwwwwwwwwww」


「ハッ!!沙織様がそうおっしゃるのなら…」


「我々は小机さんを全力で応援するwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwしかしだwwwwwwwwwwwwwwww我々はあくまで手伝うのみwwwwwwwwwwwwwwwwこの位置から小机さんが動いた時wwwwwwwwwwwwwwwwww我々は神の国に帰るwwwwwwwwwwwwwwww太田道灌の首を取るのは小机さんだwwwwwwwwwwwwwwwなあにかなりあいつらを弱らせておくからあとは自分の力で勝ち取ってくれwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 僕の沙織は明日の戦争(デート)に自信があるのか、小机さんに任せてくれと言わんばかりそう言った。

 僕の沙織だけではない、他の沙織達も自分の命が消えるかもしれないというのに、めっちゃやる気に満ちた顔で小机さんを見守っていた。

 それはめっちゃ温かくて、小机さんも魂が激しく燃え上がったように見えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。