第170話「本物」の打ち上げ前編wwwwwwwwwwwwwww
「ニャンパスwwwwwwwwwwwwwwww差身wwwwwwwwwwwwwwwまさか神が続きを書いてくれるとはなwwwwwwwwwwwwwwwwwきっとのんのんびよりの3期が製作発表されたから思い出したんだろうなwwwwwwwwwwwwwwww」
沙織が肩からM16-A4沙織改を掛けわけのわからないことを言っていた。
いつも通りだった。あれから沙織の豪邸に戻り「本物」達は大騒ぎしていた。
沙織の部屋の中で「本物」達が当たり前のように自分の専用武器を装備し楽しそうに歓談していた。
お前達、ここは法治国家日本だっていうことにそろそろ気がついた方が良いよ…
許可なく武器を持ち歩いたらいけないんだ…
しかも全然違う世界線の技術で作られた「本物」武器だからな…
この4人が本気で暴れだしたら国が滅ぶ。
アニメでも見せてこの豪邸になるべく閉じ込めた方が僕の命も助かるやつだな…
「のわああああああああああああ!沙織!いつものカラオケ屋さんには行かないのか?」
若菜ちゃんがふと思い出したようにあんまり良く分かってなさそうな笑顔でそう言うと沙織は病んだ笑みを浮かべながら深くうなずいた。
「ああwwwwwwwwwwそろそろそんな時間だなwwwwwwwwwwwwwパパからのんのんびよりのデータがまだ来ないwwwwwwwwwwwwwwまだ作ってる最中なのかな?wwwwwwwwwww」
駄目だ…まず会話が噛んでいない…まあ若菜ちゃんも全く気にしてないし楽しそうだから良いのかな…
すると僕の横で静かにしていた天使が僕の腕を引っ張った。
「ドアの外に誰かいる…」
天使が沙織の部屋の入口を見たまま、いつも通りの無表情で小さくつぶやいた。
ん?誰かいるのかな?天使はこういう直感的なのは良く当たるし念のため見てくるか。
あの島で経験したこと以上のことは起きないだろうしな…
僕は1人で立ち上がりなんの気なしにドアを開けたら…
「差身君…どうして沙織とセックスしなかったのかね…」
狂った形相!目を見開き「本物」の病んだ笑みを浮かべながら沙織のパパが立っていた!
「ああああああ…あの…まだそういうことは早かったというか戦争より酷いことになっちゃって…」
僕は驚いて身動きできずに震えていると沙織のパパは僕の肩を掴んだ。
あなためっちゃイケメンで物凄く優秀な経営者なのにどうして自分の娘を僕とセックスさせようとしてるんですか!
沙織の親だけあって優秀だけど狂気に満ちてますね!
あなたが最初に沙織に武器を与えたのも分かってるんですよ!
どうしてお前達は捕まらないんだああああああああああああああああ!!!!
「ブイーン!ブイーン!ヴァイブレーション!セックス!セックス!なんで挿入しなかったんだ!フェフェフェフェ!私は時間と金を使ったら必ず成功させる男なのだよ!差身君!!!!!!」
沙織のパパは病んだ笑みを浮かべながらどこからかスプレー缶を取り出し僕に向けて噴射した。
あ…あれ…?なんだか意識が…
このスプレー…睡眠薬でも入ってるのかな…
僕の意識は遠のいていった。




