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魔剣伝承ラブレス  作者: サワハト
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第三話「魔剣乱舞」

モーガルを奪回し、アルテアは開戦後初めての明るいニュースに沸いた。

ランスロットは功績を認められ、突撃部隊長の任を与えられたが、これは隊長とは名ばかり、部下のいない役職だ。魔剣の力は認めたが、ランスロットは役職を与えるには若すぎる。突撃部隊長として与えられた役割は、最前線から魔剣で敵陣に切り込むこと。

騎士団長は、思っていた以上に頭の柔らかい人物だったらしい。


「よし、次だ!」


数日とはいえ獣人の軍団に蹂躙されたモーガルは復興が始まり、ランスロットも忙しい時を過ごしていた。

ここは、モーガルの外れ、外壁沿いの倉庫に突貫工事で築かれた捕虜の収容所。ランスロットは、獣人たちの解呪をしていた。


「あの毛むくじゃらたち……元は人間よ」


先日の戦闘後、ラブレスは言った。しかも解呪して人間に戻すこともできるというので、団長に申し出て、ランスロットが獣人の対応をすることになった。

収容所に拘束された獣人の前でラブレスをかざし、一人ずつ人間の姿に戻していく。


「ラブレス、大丈夫か?」

「ん、心配無用。大した魔法じゃないし」


話しながらも、ラブレスはまた一人を解呪する。朝から取り掛かり、今日は二百人以上解呪した。

すでに日が沈みかけている。


「何とか……明日には全員終わるか」

「しかし、あんたも物好きねー。わざわざ自分から仕事増やしちゃって」

「捕虜は丁重に扱わねばならん」

「毛むくじゃらでも?」

「元は人間だったというなら、人権がある」

「ふーん……まあ、いいけど。

 あたしとしては、あんたへの貸しが増えるわけだし」

「うれしそうに言うなっ!」


ランスロットは言いながら、ラブレスを鞘に納めた。そのまま収容所の出口に向かう。


「今日はもう終わり?」

「騎士の務めは他にもあるからな。お前はもう休め」

「あら、お優しいのね。隊長殿」

「……茶化すな」


ランスロットは見張りの兵士に挨拶をして、収容所を出た。

そのまま歩きながら考える。

この戦争のことだ。


先日の勝利は出来すぎだった。すべてはラブレスの力だ。

敵も、こちらが魔法を使い始めたことに気が付くだろう。だとすれば、次の戦いでは手を打ってくるに違いない。

あの恐ろしく、哀れな獣人たち。人間の姿と言葉を奪われた代わりに、戦力は訓練された兵士以上だ。

あれを超えるものと戦わなければならない。


ランスロットは、公園で素振りを始めた。モーガルに駐留し始めてからの日課だ。

つい先日まで占領されていたこともあり、夕方の公園にはすでに人の姿がない。

素振りに使うのは、刃のない訓練用の剣だ。ラブレスはベンチの上で休ませてある。

一回、二回……ランスロットは力を込めて剣を振る。

汗が流れ、背中が湿ってくる。


「あんたも真面目ねー、毎日毎日」

「日々訓練をしなければ、戦いで力を出せない」


退屈そうに話しかけるラブレスに返事をしながらも視線は前に向けたまま、ランスロットは素振りを続ける。


「実際の戦いでそんな型どおりの剣、使えないでしょ?」

「その通りだ。

 だが、素振りの目的は型を身に付けることだけではない。

 剣に慣れ、体力を維持し……」

「女の子をこんなひと気のない公園に連れ出すから、最初は何かと思ったんだけど」


誰が女の子か。


「ちょっとー、無視してるの?」

「無視などしていない」


だが、あまりラブレスのペースにはまるつもりもない。

自分には、まだまだ力が必要だ。

訓練が足りない。


「可愛いって言ったくせに」


ゴチン!


ランスロットは素振りしていた剣で、自分の頭を殴ってしまった。

あまりの痛さに頭を押さえて、その場にしゃがみ込む。


「あらら……刃のない剣で良かったわね」


脅迫されたとは言え、戦場でのあの発言は失態だった。


曰く魔剣に憑りつかれている。

曰く魔女に魅入られている。

曰く剣に話しかける変人。


先日の戦い以来、騎士団では妙な噂が立っているようだ。


「君は魔剣と恋仲なのかね?」


突撃部隊長の任を与えられたとき、団長にも言われた。

はっきりと否定しておいたが、ラブレスはそれが気に入らないようだった。


「ああ……私って悪い騎士に利用される、

 か弱い娘なのね」


独り芝居をするラブレスの声を聞きながら、ランスロットは頭の痛みがひどくなった気がして、しばらく立ち上がれなかった。


☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆


北のアルテアと南のガディス。隣接する二国が魔法戦役以来、和平を保っていられたのは自然の国境の力が大きかっただろう。

グレートティアー。最大で幅50km近くに達する巨大な河だ。

流れはさほど激しくないものの船に乗る以外越える方法のない国境は、二国を近くて遠い存在にしていた。


船は、帆の受ける風と水夫の漕ぐオールを動力とするボートだ。

前回の戦いで、アルテアのボートはガディスの獣人たちが漕ぐボートにまったく機動力で及ばず、敗れた。

船の体当たりを受け、振動がやむのも待たずに獣人たちがなだれ込んでくる。あの混乱の中、戦力を大きく減らさずに退却したのは騎士団長の英断だった。

その河のほとりにある宿場町から少し離れた草原に、アルテア騎士団は再び集結した。


「ガディスの獣どもに騎士の戦いを見せてやれ!

 この戦いに勝利し、侵された我らの大地を取り戻すのだ!」

「うおおおおおっ!」


騎士団長の呼びかけに応え、歓声が起こった。

この戦いの勝利は、先の戦いで失った領土の回復を意味する。国の守護を役割とする騎士としては力も入ろうというものだ。

そんな中、ラブレスがつぶやいた。


「毛むくじゃらは頭悪いから、追い返すのは大変かもね」

「狙うなら指揮官か魔法使い……人間、か?」

「ご明察」


ランスロットはモーガルの戦いで、この戦争の戦い方を理解したようだった。

敵が戦力の多くを獣人に偏らせている以上、獣人を操っている人間を探すのが最善の手だ。


「では、全軍突撃!」


騎士団長の号令が響くと、全軍がグレートティアーに向かって動き始めた。


☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆


鉄の剣同士がぶつかる音、怒声、断末魔、様々な音が飛び交う混乱の中、ランスロットはモーガルのときと同様、敵陣の真っ只中で孤軍奮闘していた。

宙を舞っては剣を振るい、敵の戦力を確実に削っていく。

だが、今回は敵の数が前回以上に多い。ランスロットはアルテアがじわじわと押されているのを感じ始めていた。


「……ラブレス、モーガルのときのように魔法使いを探せないか?」

「探してるんだけど、私も視界の外のものが見つけられるわけじゃないからね……

 近くにいないのかも」

「まさか……町のほうか!」


敵は戦場ではなく、町の中から獣人たちを操っているのかもしれない。

だが、自分がこの場を離れて大丈夫なのか。敗戦の時の記憶が頭をよぎった。

ラブレスなしでは、アルテアの戦力はガディスの獣人に敵わないのだ。


「ランスロット!」


いつの間にか、団長が側まで来ていた。

ランスロットと背中合わせになり、敵と応戦しながら話しかけてくる。


「どうやら、敵の魔法使いは近くにいないようだな」

「はい!もしかしたら、町のほうに……」

「そうか……」


獣人の攻撃を盾で受け流し、カウンターで一閃。

団長はさすがに歴戦のつわものだった。敵に一歩も引けを取らない。


「ランスロット!命令だ!

 魔法使いを探して、倒せ!このままでは埒が明かん!」

「しかし……」

「団長命令だ!

アルテア騎士団を信じろ!」


団長の声が鼓膜を振るわせ、体中に響いた。

自分は何をうぬぼれていたのか。魔剣の力を手に入れただけのひよっこに過ぎないのに。

ランスロットは宙に舞いあがった。


「必ずやご命令を果たしてきます!しばしご辛抱を!」

「生意気を言うな!新米騎士めが!」


主戦場を離れ、ランスロットは宿場町に停泊しているガディスの船団を目指す。


☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆


港に着くと、船の周りにはまたも多くの獣人たちがいた。

ランスロットは建物の陰に身をひそめ、様子を探る。


「やはり……目に見える範囲に人間はいないな」

「そうね、ターゲットがわかれば近づいて暗殺が一番楽だけど、ちょっと難しいわね」


ラブレスの発言に、ランスロットは思わず自分の手元を見る。

意外と恐ろしいことを言う。

そういえば、ラブレスは魔法戦役でも使われた魔剣なのだ。自分より、よほど死線を潜り抜けてきているのだろう。


「あの並んでる船、全部敵さんの?」

「ああ……そうだな。ガディスの紋章を掲げている」


赤地に黒で描かれた下弦の月。これがガディスの紋章だ。

そして、ランスロットの羽織っている青いマントに描かれたアルテアの紋章は、白い上弦の月だ。

二国の紋章が対称的なのは、長い歴史の中でかつては一つの国だったからとも言われている。


「敵さんの船と毛むくじゃらたちなら、少しくらい無茶しても平気よね」

「おい、これ以上何をする気だ?」

「いいからいいから、河の近くまで行って」


不安を感じながらも、ランスロットは敵に気づかれぬよう河のほとりに近づく。


「じゃあ、せーのであたしを河につけて」

「……何だと?」

「はい、せーの!」

「お、おい……!」


ランスロットが動くのを待たずに、ラブレスはランスロットの腕を引くと刃の根元まで河につかって言った。


「渦巻け!」


その次の瞬間、


ゴゴゴゴゴゴ……!


グレートティアーが、普段の様子からは考えられない猛威を振るった。

水がラブレスに引き寄せられるように集まり、渦を作ると、敵の船団を引っ張り、陸地につなぎとめていた鎖を引きちぎった。


バシャアアアンッ!


そのまま船をなぎ倒した。

逃げ遅れたもの、鎖に引っ掛かり巻き込まれたもの。多くの獣人たちも河に放り出される。

あまりの光景に半ば呆然としながらランスロットが河から引き上げると、ラブレスは満足げな声を上げた。


「よし、一丁上がり!」


これが五百年前の権力者たちを、今のガディス王を覇権へと駆り立てた力なのか。

河に沈んでいく船団と獣人たちを見ながら、ランスロットは考えていた。


「なに深刻な顔してんのよ、一網打尽じゃない」

「ああ……すごいな……」


ぼんやりとした、返事をする。


パチパチパチ。


突然、ゆったりとした拍手の音が聞こえて、ランスロットは気を取り直した。

立ち込める水煙の中から、黒いローブをまとった女が歩いてきている。青紫色の髪と二重まぶたのやや切れ長な目が印象的な、若い女だ。

およそ戦場に似つかわしくない異質に、ランスロットは目を奪われた。

女が歩きながら、口を開く。


「いやー、素晴らしい!

 獣人や即席の魔法使いごときでは敵わないわけだね」

「……あなたは?」


問いながらも、ランスロットは異質を警戒した。

剣を構えて、女の方に向きなおす。


「ははっ、僕?僕は……」

「あたしの弟よ」


笑顔で話す女の言葉に、ラブレスがつなげた。


「弟?お前の?

 それに、あれは女性じゃ……」

「まさか、と思ってたけど……

 勝手に人の姿を使って戦争なんて、しばらく見ないうちに趣味が悪くなったわね。

 エフタル!」


ラブレスが言い放つと、女の体が炎に包まれた。

そして、炎の中から今度は、少年が姿を現す。

年のころは十歳そこそこといった、まだ手足も伸びきっていない少年だ。目つきは先ほどの女とよく似ているが、燃えるような赤い髪をしている。

少年は再び笑顔になって、言った。


「久しぶりだね、姉さん。

 アルテアが魔法を使ったって聞いて、もしかしたらと思ってた。

 気を悪くしないで。僕みたいな子どもより、姉さんの姿を借りてた方が、何かと都合が良かっただけなんだ」

「……魔法を戦争に使うなんて、どういうつもり?」

「どうもこうも……魔法の使い道なんて、どうでもいいじゃない。

 僕は魔法戦役後の魔法狩りから逃れて、五百年間こうして生きてきたんだよ。

 実は魔法に頼りたい。他の人よりちょっとだけ得をしたい。そういう人間はたくさんいる。

 今回はたまたま、それが戦争だっただけさ」


ランスロットも徐々に事態を理解しつつあった。

目の前の少年はラブレスの弟で、五百年前から生きている魔法使いで、今はガディスに身を置く敵なのだ。


「姉さんこそ、今さらどうしたの?

 良かったら、僕と一緒にガディスにつこうよ。

 五百何十歳にもなって姉弟喧嘩なんてバカバカしいし」

「喧嘩がバカバカしいのは賛成だけどね……

 生憎、あたしはこっちが気に入ってるの」

「今度はその騎士くん?姉さんも変わらないね。

 五百年前も男のために、そんな剣の姿になってさ」


そして、ラブレスも五百年前は人間だった。

やけに人間臭いラブレスの言動が、ランスロットにもようやく理解できた気がした。


「ラブレスが……人間?」

「なんだ、そんなことも知らずに姉さんを使ってたの?

 姉さんと僕は姉弟の魔法使いだよ。

 姉さんは魔法戦役のとき、今の姿になったんだ」


バカな!

人間の姿を変えて、武器として利用するなんて。


「剣になることは、あたしが自分で選んだことよ」

「利用されただけだろ?

 だから、魔法戦役が終わったらあんな雪山に封印されちゃった」


エフタルは、ラブレスの言葉を迷いなく否定する。その顔は、変わらず笑顔だ。


バシャッ!


話している間に、何人かの獣人たちが河から上がってきた。

魔法で追撃しなかったとはいえ、やはり常人をはるかに超えた体力だ。

そしてまた、河に落ちなかった獣人たちも、徐々に水煙が晴れ、事態が落ち着くにつれて、じりじりとランスロットたちを取り囲んできていた。

エフタルの話に聞き入っていたランスロットは、再び剣を構え直した。しかし、


「やれやれ、まだ生きてたのか。ちょっと頑丈に作り過ぎちゃったかな」


エフタルはそう言うと、両手から無数の炎の弾を生み出した。

エフタルの周囲に浮かんだ炎は、そのまま獣人たちに放たれる。


「グゥオオオオオーッ!」


炎に包まれた獣人たちは地面を転げまわり、やがて跡形もなく燃え尽きる。

それを見て、ランスロットは思わず叫んだ。


「何をしている!」

「何って……姉さん相手に獣人なんて意味ないし、邪魔でしょ」

「あれはお前がガディスの兵に魔法をかけて作り出したのだろう!?

 味方ではないか!」


ランスロットの言葉に、エフタルの笑顔が消えた。


「へーえ……何?それ、説教してるの?

 騎士くんごときが、僕に?」

「……ランスロット、避けて!」

「ふざけんじゃねーよ!」


ラブレスが変化を察知したが、間に合わなかった。

速い。一瞬で目の前に現れたエフタルに鎧の上から腹を殴られ、ランスロットは地面に突っ伏した。

そのまま、エフタルはランスロットの体中を蹴る。


「命は大事とか、人権を守れとか、あんたらは一番言っちゃいけない人種だろーが!

 僕たちを、さんざん兵器として利用しといてさあ!」


ガン!ガン!


蹴られるたび顔に、背に、腹に、激痛が走る。

鎧にひびが入っている。

信じられない力だ。


「エフタル!やめなさい!」

「騎士なんて!何もできないくせにさ!数ばっかり集まって偉そうに!」


ガン!ガン!


ラブレスの制止も、エフタルには届かない。


「やめて!」


一陣の風が吹いた。

立っていたエフタルは、風をまともに受けて後ずさる。

痛みからようやく解放されたランスロットが顔を上げると、青地に白い上弦の月が目に飛び込んできた。

ランスロットのマントを羽織った、青紫の髪をした女性の背中だ。


「姉さん……これで、本当の再会だね」

「ランスロットを傷つけるのは、許さないわ」


ラブレスは弟を鋭くにらみつけた。

エフタルは再び顔に笑みを浮かべ、小さく両手を上げて、一歩後ろに下がる。


「……ランスロットくん、だっけ?

 姉さんが本気で君を守ってるのは、よくわかったよ」


エフタルが、まだ立ち上がれないランスロットに話しかけてきた。


「だから僕は、この戦争で君の化けの皮をはいであげる。

 君が他の人間と同じ、くだらない存在だって、姉さんの目を覚ましてあげるよ」

「エフタル、もう引きなさい」

「ランスロットくん、耐えられるかな?姉さんに守られているだけの君に。

 僕の炎は、暗くて熱いよ?」


エフタルの全身が炎に包まれ、消えていく。


「姉さん、またね」


エフタルは姿を消した。これで、町の外の獣人たちも統率を失っているだろう。

グレートティアーの戦いは終わった。アルテアは侵された領土を取り戻したのだ。

ランスロットはようやく立ち上がると、目の前の女性に話しかけた。


「……ラブレス、なのか?」


ランスロットに背を向けていた女性は、振り返って答えた。


「はじめまして……って言うべきかしらね。

 魔女、ラブレスよ」


やあ、エフタルだよ。はじめまして。


あっ、怖がらないでね。

人権とか命とかの話しなければ、

僕って基本的に可愛い少年だから。


今日は作中の素朴な疑問に答えちゃうね。


Q1.ラブレスやエフタルの外見年齢はどうして若いんですか?


魔法使いは寿命も長いし、

肉体の最盛期を維持できるんだ。

個人差はあるけど、十~二十歳で外見は変わらなくなるよ。


Q2.得意な魔法を教えてください。


姉さんは何だかんだ言って癒し系だから、風や水の魔法が得意だね。

僕はもちろん炎。暗くて熱いよ?


Q3.ぶっちゃけシスコンですか?


……バカにしてるの?

僕の炎は、暗くて熱いよ?


まあ……これくらいかな。

あ、そうそう、戦争は終わらないよ。

ランスロットくんには、まだまだがんばってもらわなくちゃ。


それじゃあ、バイバイ!

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