表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/13

疑問。

昼休み。俺と前野さんは屋上にいた。

屋上は生徒の利用が許されているので、昼休みに限り解放されている。その為、屋上の一角に自販機と赤いベンチが解放されている。


ベンチに腰をかけて、缶コーヒーを一口あおる。口をはなすと重みが消えた。中身がなくなったらしき缶を手前のゴミ箱に投げ入れた。

横で座っている前野さんは、俺の携帯をもって画面を睨んでいた。


彼女には昨日の事を話した。

笑ったまま相づちをうって再度かけたりしてみせた。結果は同じだった。


「本当に不思議ですねぇ...」

眉間にシワがよって呟いた。

「どこの県でもないですし、外国でもなさそうです。ましてや使われていないのに掛かってくるのも可笑しな話。」

"いたずら"だけでは説明出来ないと言うことだろう。

「まぁこういう事もあるのでしょう...」

「はぁ。」

落胆。前野さんは息を吐いた。





昼休みは終了。お互い別れを言って教室へ帰っていった。

何もわからないのは、本当に嫌だ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ