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類魂  作者: 嶋恭作ニ
第二章 もう一つの運命
31/45

31.大学編入

無事千葉にある第一希望大学の2年生に編入成功はしたが仁美さんに言われた三つの課題

1.家を出なさい 2.彼とは別れちゃいなさい 3.お父さんの事が心配

についても何とかしなくちゃと愛奈は考えていた。


2つ目の「彼とは別れちゃいなさい」については1番簡単だった。相手はチャラ男だったのでアッサリと別れられた。チャラ男は成績も悪かった様で大学編入を諦めてフリーターしながら最終的に家業を継ぐらしい。'お金持ちのおぼっちゃまの典型コースだな、別れて良かった'と胸を撫で下ろした。


1つ目の「家を出なさい」については少し時間が必要だと思った。'パパは許してくれそうだけどママが手強そうだ。小遣いケチる人だから家賃出さなそう。しかし何か作戦を立てなくては'と思っているところにビッグニュースが飛び込んできた。就職して一人暮らししている兄が会社を辞めたいと言ってきたのだ。しばらく実家に寄生してフリーターで繋ぎ次の仕事を決めたいみたいだ。これを利用しない手は無いと考え、兄が帰ってくるタイミングで自分が出ていくという作戦を立てた。

'ママは完全にお兄ちゃん派というか息子命だから機嫌は良くなるはず。大学にはとりあえず数ヶ月自宅から通ってから「大学遠すぎて通学キツくてしょうがない」と訴えて、そのタイミングにお兄ちゃんが帰ってくるから一人暮らしを切り出す。パパにも根回ししておいて後押ししてもらう'という作戦だ。これは実際うまくいって、編入からは数ヶ月遅れたが学校と都内のバイト先の中間地点にワンルームの部屋を借りる事が出来た。小学5年生の時から飼っている愛猫チーズと別れるのは辛かったがパパも猫大好きでかわいがってくれるし週末はなるべく帰るつもりだから良いかと割り切った。

これでようやくママから離れられる。その嬉しさに浸っていたら、もう一つの課題を思い出した。


3つ目の「お父さんが心配」についてだ。これは何の事かわからないのでお礼がてら仁美さんの2回目カウンセリングを受けて聞こうと思った。


ここでまた思い出した。「あれ?何かもう一つあったな。何だっけ?」


-続く-








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