表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ピリオド魔法〜生まれた時から最強で〜  作者: Nanakusa
ピリオド魔法〜生まれた時から最強で〜I
11/13

ep.11: 幹部の勇気, 新たな契り

前回のあらすじ:生まれつき世界の常識を覆す力を持って生まれたトノは、ガウディウムサークルの幹部、ケアルと友達になる。

ー教室にてー

「今日の授業はこれだけよ。入学初日からみんなよく頑張ったわね!今日はもう下校して大丈夫よ。もちろん、自主練とかしたい人は校庭使ってもいいけど」

(いやー…入学初日で友達が3人もできるとはな。意外と学校生活も悪くないかもな。とりあえず今日は家に帰るか。)

「トノ!」

「おぉ、ケアルか。どうした?」

「明日どこかで待ち合わせして一緒に学校に行きませんか?」

「あぁ、いいよ。というか俺迎えに行くわ、家どこなの?」

「あー…一応アエムルスの拠点に住んでいますが…」

「アエムルス?」

「あぁ、うちのサークルの名前です。大抵のサークルは資金がないため各々自分の家に住み、必要なときに集まるものですが、うちは四魔王のサークルですので、サークル専用の島を買っているのですが…」

「へー!すごいな」

「その島からここまで遠すぎるため、島にある移動魔法陣を使って登校しているんです。なので、私が迎えに行きますよ…」

「?どういうこと?それだったら普通に俺が移動魔法使ってむかえに行くよ?」

「……もしかしてトノって結構いろんな魔法使えたりしますか?」

「結構っていうか…知ってる限りは使えるし、新しくも作れるからまぁ実質全部使えるな。」

「…ごめんなさい。生意気言いました。」

「ハハハハ…まぁいいや、その島までむかえに行くよ。」

「………」

「どうした?」

「いや、なんでもありません。…お手並み拝見といきますよ…」

「お手並み拝見?」

「いやいや!なんでもありません!……。」

「?(なんだ?)」

「とりあえず今日は帰りましょう!はい!」

「?」


ー家にてー

「ただいまー」

「おお!帰ったか、トノ!」

「うん。それで父さん、ひとつ聞きたいことがあるんだけど」

「なんだ?」

「ガウディウムの島って何か特殊だったりするの?例えば、罠とか、警備とか」

「そりゃそうだろ!四魔王の島だぞ⁉︎警備の階級は最低でも栄以上だし、アエムルスの半径10キロ以内にはガウディウムの拘束魔法陣が何百、何千と張り巡らされていて、それに加えてダメージ魔法陣約600、状態異常魔法陣が約450程張られているんだ!あの島は近づくことすら不可能だな。」

「ふーん(それでお手並み拝見か。正体バレちゃたまんないし、なるべく速くケアル連れてくか。)」

「今日はもう遅い。ご飯食べて早く寝なさい。」

「はーい」


ー翌日ー

「よし!行くか!」

次回:超人の侵攻, 数秒の瞬間

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ