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孤独の男タイムスリップするが気づかない

 孤独それは俺にとって、とても寂しい事である。話したい相手がいないからそもそも話し相手がいない事に後悔している。昔は、あんなにいらないものだと言ってきたのに俺は捨てた。


 だから一からやり直しをしたい。そう願うのは間違いであるはずがないのだ。そう思わないと俺は生きるの辛い。だから何でもいいからやり直しをしたいと思いベットで寝た。


 俺は、目が覚めるといつもの部屋で、退屈な人生の日々を思い出す家だった。小学生には戻っていないようでつまらない日常を繰り返さないといけないのだと思うとゾッとする。おじさんになって誰も見られない場所で金が無く死ぬのは、御免だ。だから俺は何度だって言う。


「俺にもう一度チャンスをくれ。もう2度と友達はいらないなんて言わないから頼む」


 俺はひたすら願い続けるしかなかった。だが俺は、働く時間がやってきた。俺は仕方がなく、早く着替えて出かけた。仕事内容は何度も同じ作業を繰り返す仕事である。


 そして仕事を終えて誰とも話さず一人で帰る。何にもイベントなんてやって来ない。話そうと思っても話し方が分からない。一年に一度


「いい天気ですね」


 と話しかけたらものすごく良いて感じの考えである。だから小学生ならトラウマなんて吹き飛ばせるような気がする。


 俺はそう思いながら歩いていると雷が落ちてきた。俺の頭に目がけて突然に。俺は雷に撃たれて当たりどうなったかは知らない。


 《hr》


 気がつくと俺は物がいつもより大きく感じるし天井も高く感じる。何故どこもかしこも大きく感じるのかが気になる。何もかもが大きく感じる。そして足が軽い気がする。にしても俺は雷に撃たれた筈だ。どうして俺は無事なのだろうか?


「あ来春ちゃん起きたの?うん、どうかしたのかしら。来春ちゃんたら固まちゃって」


 俺は自分の名前ですら聞いていなかったので忘れていた。俺は本当に来春だったのだか?でも俺の母親であることは間違いないが何故若いのだろうか?30歳くらい若く感じてしまう。となるとここは実家か?


「なぁ母ちゃん、若くなっていないか?」


「若くなっていないわ。ホラいつものお母さんでしょう。安心した?」


 今では鬼ババアがこんなに優しく笑える事があるなんてな。酔っ払っていて若くなったのか?お酒てすごいな。でも酔っているように見えない。まぁ気にしないのが一番だよな。


「安心出来ない。酔いすぎだ」 「酔っていないわ」


「ハァ酔っていないならなんで母ちゃんは若いんだよ」


「酒飲んで若くなったとでも言いたいの?そう今日の私アイドルになれるのかしら?」


「やれやれ、俺の母さんは、若いからってアイドルになれると思うバカだったのかよ。可哀想な母親だな、息子として恥ずかしいぞ」


 なんでアイドルて発想になるんだ。そこが気になるのは、やはりアイドルて神ワードの響きが輝いているせいなら仕方がない。


 にしても話が終われないのがどうしたら良いんだろうな。


「にしても来春ちゃんたらこんなにペラペラ話せるなんて凄いわ」


「オッフ」


 鬼ババアが誉めた。今日は本当に雨が降ったりしないのかしらと思ってしまう。 だって母さんといえば


「アンタしっかり勉強しなさい。このバカが」


 とか


「小学生だった貴方の方が頭が良かったんじゃないかしら」


「どうせ働いて人に迷惑かけているんでしょう」


 って言われてしまうくらいだ。この鬼ババアがと思っても仕方がないだろうな。そして若返りを果たしたのかは誤魔化されてしまった。まぁどうでもいい。


「今日は何曜日だっけ?確か火曜日だったような気がするけど」


「土曜日よ、本当に凄いわ。来春ちゃんたら曜日までわかるなんて」


 はぁ感心しないで話を続けておくれよ。全然話が進まない。少し外に出て落ち着くか。外に出かけたらホットするだろうし街の中を観察するのも悪くない。


 俺は自分の着た服を見た。これで出かけても大丈夫な筈と確認して靴を見る。俺の足にピッタリな靴はないと思ったら小さな靴があると知りそれを履いてみたらピッタリだった。そしてその靴を履いて出かけた。





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