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余談:ベルベットの記録(1)

「聖魔府の語学講師?君が?」


 グリンブル・アカデミーの就職課の先生は呆れた顔をした。


「はい!私がです!」

「う~ん、君は語学の能力は高いんだが、どうもその…なんというかね、試験を勝ち抜くために必要な貪欲さというか派手さがないというか何というか…」

「貪欲さ、ですか…?」

「それが悪いってことじゃないんだよ。ただねえ…、就職先としての聖魔府は非常に人気が高いことは知っているね?」

「はい。紹介状が必要なんですよね?」

「うん、そうなんだ。いや、そうじゃなくてだね、聖魔府の募集はメイドや庭師など他にも来てるんだけど、どれも受験倍率は1000倍以上の超のつく狭き門なんだよ」

「い、1000倍!?」


 ビックリする数字が出て来て、彼女は驚いた。


「聖魔府に就職できれば一生安泰だからね。住居と食事が支給される上、十分な休みと高額な給料までもらえるし、他のどこよりも好待遇だから超人気なんだよね。だからさ、何か強いアピールポイントがないと、まず一次試験にすらたどり着けないんだよ」

「語学力だけじゃダメってことですか…」

「コネでもあればいいけど、聖魔府にコネのある人間なんてまずいないから、それも通じないしね」

「あ!うちのお兄ちゃんが聖魔様と知り合いだって言ってました!」

「あ~、よくいるんだよね、そういうの。チラッと見たとか、すれ違った時に声かけられたとかだけで知り合いとかゆっちゃう人」

「でも、10年以上前ですけど、お兄ちゃんがアカデミーに通っていた時の同級生だったって…」

「聖魔様がアカデミーにいたなんて記録はどこにもないよ」

「ええ~?!でもお兄ちゃんは嘘つくような人じゃ…」

「どのみちキビシイと思うよ。君にはアカデミーの助手とか裏方がむいてると思うんだがねえ」

「でも、挑戦するのは自由ですよね?一生懸命自己アピール文も書きますから、紹介状をお願いします!ダメ元でも、頑張ってみたいんです!」


 彼女の熱意に負けた就職課の先生は、仕方なしに紹介状を書くことを約束した。


「まあ、がんばりなさい、ベルベット・オヴェリアン。これがダメでもまだ君は17歳だ。いくらでもやり直しがきく」


 先生は、応募する前から受からないと決め付けているようで、地味に彼女は傷ついた。

 だがベルベットはそれも仕方がないと思った。

 彼女は、取り立てて美人というわけでもなく、魔力が高いわけでもない。

 肩までのサラサラの栗色の髪も、少しやせ気味のスタイルの良さも、地味さを払拭してはくれなかった。


「ああ、そうだ。これは噂だけどね、聖魔府で働く女性は結婚しない人が多いらしいから、君ももし恋人がいるなら、結婚してからゴラクドールへ行く方がいいよ」

「へ?それ、どういう意味ですか?」

「信じられないかもしれないけど、魔族と恋に落ちちゃう人が多いらしい」

「魔族と恋…!?」


 昔はタブーだった人間と魔族の恋愛も、ここ数年ではよく聞かれるようになった。

 もちろん、寿命の差はあるのでずっと一緒にはいられないが、死ぬまでずっと寄り添い続けてくれる魔族の男性は、人間の女性の憧れでもある。浮気男と一緒になるよりよほど幸せになれるということのようだ。

 彼女はむしろ死に別れる魔族の方が気の毒だと思う。

 長い年月を生きる魔族にとっては、それはほんの一瞬の思い出に過ぎないのだろうが、やはり別れは辛いと思う。その時、魔族は何を思うのだろう。

 まだ恋というものを知らないベルベットには想像もつかなかった。


 ベルベットが聖魔府を希望したのは、彼女の村には魔族が多く住んでいて、彼らから魔族の都市ゴラクドールについていろいろ聞いていたからだった。魔族たちは、この村が好きだから移住しないと云っていたが、話を聞けば聞くほどゴラクドールへの憧れは強まるばかりだった。


 聖魔府とは10年前のテュポーン災禍を鎮めた世界の英雄の1人で、魔王のパートナーでもある聖魔の離宮のことだ。

 聖魔は、世界で唯一、魔族を癒せる力を持つという女性で、魔族の女神とも呼ばれている。彼女は自分の住居でもあるゴラクドールの聖魔府で魔族を癒す治療院を開いている、優しさと慈愛に溢れた人物だ。

 治療院にはオーダーメイドの薬の調合もしてくれる世界一の薬局もあるので、人間も多く訪れる。かつてはゴラクドールは魔族だけの国だったそうだけど、魔王祭をきっかけに人間にも門戸が開かれるようになった。

 魔王府には人間は立ち入ることすらできないのだが、聖魔府では多くの人間が雇用されるようになった。その分、身元調査などの審査や適性試験が厳しくなるのは仕方のないことかもしれない。


 彼女が就職を希望している語学学校は、その聖魔府の一角にある、10年前に聖魔が始めた魔族に文字を教えるための学校で、ここで文字を覚えた魔族たちの多くが魔王府や魔王都で要職についている。いうなればエリートの登竜門だ。

 せっかく語学科を出たのだし、そんなところで働いてみたい、とベルベットは思う。それに、どんな魔族でも分け隔てなく癒す聖魔という存在を尊敬してもいた。


 この10年、ゴラクドールの急速な発展を受けて、グリンブルに住んでいた多くの魔族が移住してしまい、税収がかなり減ってしまっている。それまで魔族たちが請け負っていた廃棄物処理や下水清掃などの裏方の仕事が回らなくなってしまうことを危惧した政府は、裏方仕事に従事する者たちの待遇改善を行うことで、魔族たちをなんとか繋ぎとめておくことができた。

 だが、グリンブルが岐路に立たされていることは確かだった。その証拠に近年では都市の治安が悪化している。


 就職課を出たベルベットは、アカデミーを出て、下宿のある下町(ダウンタウン)の方へと歩いて行った。

 表通りを歩いていると、突然地震が起こった。

 周囲の人たちも驚いて立ち止まったりしていたが、揺れはすぐに収まった。


「最近、地震が多いわねえ。何かの前兆かしら」


 通行人の女性がそう云いながら通り過ぎて行った。

 ベルベットもそう思った。確かにこのところ、単発地震が多い気がする。

 建物が半壊する被害もあちこちで出ているとか。

 以前は地震など全くといっていいほどなかったのに、何か異変でも起こっているのだろうか。


 下宿へ向かう路地に差し掛かった時、1人の魔族の男がうずくまっていることに気が付いた。建物の影と同化するように座るその人影は、注意深く見なければ見過ごされていただろう。

 ベルベットは自分の長所に、集中力が高いことを挙げている。この時もその集中力が効力を発揮して、その魔族を視界に捉えたのだった。

 グリンブルの下町では魔族はそう珍しくもないが、その魔族は、埃をかぶったように薄汚れた服装で、魔族の待遇が改善された現在ではあまり見たこともないほど酷い浮浪者感を醸し出していた。

 一目見て、只事ではないと感じた。


「あの、大丈夫ですか?どこか具合でも?」


 ベルベットが声を掛けると、その魔族は驚いた顔をした。


「<視線誘導(ミスディレクション)>が通じないのか…」

「え?何言ってるんですか?」

「俺に、構うな」


 その魔族は腹を押さえていたが、薄汚れた指の間から血のようなどす黒い色が見えた。


「怪我してるじゃないですか!」

「平気、だ。死ぬような…怪我、ではない…。時間が経てば回復…する」

「あの!治安維持機構に連絡しましょうか?」

「いらん。…放って、おけ」

「む~、頑固な人ですね!こんな大怪我してる人を放っておけるはずないじゃありませんか!ともかくこっちへ。立てます?」

「…無理だ」

「む~、こうなったら…!」


 ベルベットは、その魔族の腕を無理矢理担ぎ、背中におぶって歩き始めた。


「ふんにゅ~~っ!!」

「お、おい…」

「いいから黙って背負われててください!私の部屋、この上なんです。あんなとこにいたら治安維持機構に通報されますよ?」


 背負われている魔族の方がずっと背が高いため、彼女におぶってもらっても、両足が地面に届いてしまう。しかし彼女は構わず、彼を引きずるように必死で建物の外階段を登って行った。


 彼女が下宿している一軒家は、階下には大家が住んでいるが、2階は独立した部屋になっていて、外に階段がついている。

 ベルベットは2階にある自分の部屋にその魔族を引きずって入った。

 彼女が彼を自分のベッドに寝かせようとすると、その魔族は彼女の手を払い、床を這いずって部屋の隅の壁にもたれかかった。


「怪我人なんだからベッドに横になってください!」

「それは、おまえの…ベッドだろう?俺の血で、汚れる…は、良くない」

「そんなの気にしなくていいんですよ」

「気遣い…無用だ。回復したら、すぐに、出て行く」

「別にいいですよ。お水、飲めます?」


 ベルベットは水差しからコップに水を注いで彼に差し出した。

 彼はコップを受け取って、一気に水を飲み干した。


「…おまえ、魔族が怖くないのか」


 彼は一重の、鋭い切れ長の目を向けた。


「全然。だって私の村には魔族が多く住んでるんですよ」

「…ほう。人間の村なのに、か」

「人間の村だけど、うちの村、魔王様のご加護を受けているんです」

「…それはもしやアルネラ村か?」

「知ってるんですか?」

「これでも諜報部員なのでな」

「諜報部員?」

「情報を集める役だ。いいか、見ていろ」


 彼はベルベットの目の前ですうっと姿を消した。


「消えた!?」


 そして彼は再び姿を現した。


「これは隠密スキルという身を隠す能力だ」


 現れた時、彼は少し肩で息をしていた。

 おそらく魔力を使うのもしんどいのだろう。


「すごいですね!それを使ってどこかに潜入捜査とかするんですか?」

「そう…だ。だから、おまえに、助けら、れ…くとも、なんとか…なったんだ」

「あ…、ごめんなさい、はしゃいじゃって。静かにしますね」

「…助けられたのは、事実だ。ひとまずは礼を…言う」


 頑固そうに見えたが、案外素直な彼にホッとして、ベルベットは微笑んだ。

 ベルベットはセレスの腹の傷の血を拭って、包帯代わりに自分のスカートを切って巻いてやった。

 魔族とはいえ、男性の裸の腹に触れるのは少し躊躇したが、村でも農作業で怪我をした魔族の手当てをしたことがあったので、その時を思い出して手当てをした。

 彼女は水を絞った布で、薄汚れた彼の顔や頭、手などを拭いてやった。

 よく見ると、その魔族はところどころ金色のメッシュが入った黒髪で、なかなかの美青年だった。

 彼と目が合うと、なぜだか胸がドキドキした。

 血も止まり、魔族もようやく落ち着いて話せるようになった。


「私、ベルベット・オヴェリアンっていいます。ベルと呼んでください」

「ベル、か。俺はセレス。聖魔軍諜報部隊所属の諜報部員だ」

「聖魔軍って、ゴラクドールの聖魔様の軍隊ですか?」

「そうだ」

「10年前のテュポーン災禍の時、参加してました?」

「ああ」

「きゃあ!す、すごい…!!じゃあ、あの詩曲『テュポーン災禍(ディザスター)』で詠われている通りなんですね!セレスさん、あの聖魔軍にいたんですね!!」


『テュポーン災禍(ディザスター)』とは、テュポーン討伐を綴った詩曲で、聖魔騎士団のクシテフォンによって作られたものだったが、今では世界中で歌い継がれ、広まっている。

 ベルベットの尊敬のまなざしを受けたセレスは、少し照れ臭そうに云った。


「俺たちは、テュポーンの黒い霧を払っただけだ」

「その黒い霧で何千何万もの人が亡くなったって聞いています。聖魔軍がいなかったら勝てなかったかもしれないって言われてるじゃないですか!すごいです!」


 彼女はやや興奮気味に云った。

 セレスはその勢いに押されてしまった。


「そ、そうか…」

「そんな方と知り合いになれるなんて、私、感激です!いつまででもここにいてくださって構いませんからね!あ、もちろん、あなたのことは誰にも言いませんから、安心してください!」


 とんだミーハー娘のところへ転がり込んでしまった、とセレスは思った。

 だが、ここは隠れ蓑にするにはちょうど良かった。

 隠密スキルを使うにしても、この傷では動けない。

 まずは傷を治し、体力と魔力を回復する必要がある。

 目立たぬようにと、魔力消費の少ない<視線誘導(ミスディレクション)>を使っていたのだが、このような人間の娘にすら見つかってしまうのでは意味がない。


 それから数日間、ベルベットは学校の合間に、食事を作ったり、包帯を替えたりと、かいがいしく彼の世話をした。

 最初はそっけなかったセレスも、徐々に打ち解けて、いろいろと話すようになった。


「そうか、聖魔府の語学講師になりたいのか」

「はい。就職課の先生は高望みしすぎだっていうんですけどね」

「残念ながら俺では力になれそうにない。聖魔騎士団の方々なら別だろうが、一介の兵の俺など、聖魔様に直接お目にかかることなど滅多にないのだ。悪いな」

「あ、いいえ!そんなつもりで話したんじゃありませんよ!それにもしそんなコネがあっても、お兄ちゃんからは絶対そんなの使うなって言われてるんです」

「…おまえの兄は清廉潔白だな」

「はい!自慢の兄です」


 セレスは少しずつ体力と魔力を回復させたが、まだ自力で立ち上がるのは無理そうだった。

 腹の傷が最も大きかったが、実は全身に怪我を負っていたのだった。

 自然治癒にも限界があると彼女は思った。


「あの、本当に治安維持機構に行かなくていいんですか?あそこなら魔族用ポーションやお薬があると思うんですけど」

「借りを作りたくないのだ。治安維持機構はネビュロス陣営だし、アザドーにも同じことがいえる。聖魔軍はどこの陣営にも与せず中立を守る。判断を下すのは聖魔様とジュスター軍団長だけだ」

「…でも、助けが要りますよね?」

「俺が連絡を絶ったので、おそらく仲間が探しているはずだ。悪いがこのメモを今からいう番号のポストへ預けて来てくれないか」

「いいですよ。っていうか、セレスさんも文字の読み書きできるんですね」

「諜報部員は全員必修だ。それこそおまえのいう語学学校に通ってな」

「そうだったんですね!どんな先生に習ったんですか?」

「俺の時の講師は魔族で、有能だったがずいぶんと厳しい奴だった。習うのならおまえのような講師に習いたかったな」


 セレスは昔を思い出して苦笑いをした。

 あの時の講師は、マサラというすかした若い魔族だった。


「フフッ、私もセレスさんに教えてみたかったです」


 ベルベットはセレスから預かったメモを持って、市内に出かけて行った。

 ポストとは個人の連絡システムのことで、自分専用のポスト番号を開設し、相手に番号を教えることで遠方からでも連絡が取れる。主に商売に使う人が多く、個人で複数のポストを持つ者も多い。昔は商人が馬車で伝言を各地のポストへ運んでいたが、今は専用のポータルマシンで瞬時に伝言が届くようになった。ポストは市内に2か所あり、その1つはアカデミーの近くにあった。

 ベルベットはセレスから聞いた番号にメモを預け、ポストを後にした。

 

 まだ日が高い。


「今日はセレスさんに何を作ってあげようかな?昨日のシチューは喜んでくれたから、煮込み料理にしようかな。…って、やだ私、奥さんみたいじゃない?キャー!」


 そんなことを考えてニヤニヤしながら歩いていると、建物の角を曲がったところで、人にぶつかった。


「きゃあ!」

「ふあっ!」


 ぶつかり合った2人はお互いに地面に倒れこんだ。


「ご、ごめんなさい、大丈夫ですか?」


 ベルベットは起き上がって相手を見た。


「いたた…。こっちこそごめんなさい。よそ見してて」

「いいえ!こっちこそボーっとして…」


 そう云いかけてベルベットは目を見開いて驚いた。

 そこにいたのは自分と同じような年で、栗色の髪に透き通るような白い肌の、目の覚めるような美少女だったからだ。

 地味な自分とは真逆の存在だと思った。

 ベルベットは彼女を助け起こすと、美少女の顔を間近で見ることになった。

 その時、彼女はあることに気が付いた。

 その少女の目は黒かった。


「あ…あなた…」


 すると、少女はベルベットの腕を掴んでこう云った。


「私、追われているの!お願い、助けて」

「ええっ?」


 彼女は辺りを見回した。

 少し離れたところから、深緑色の髪をした青年がこちらへ向かって歩いてくるのが見えたが、怪しいというよりむしろ瞳が爽やかな好青年という感じだ。

 ところが少女はその青年を指さして叫んだ。


「あの人!あの人が私を攫おうとしてるの!お願い、助けて!」


 ベルベットは迷って、自分の家の方向を見つめた。

 自分の部屋にはセレスがいるので、少女を連れて行くわけにはいかないと思い、できるだけ自分の部屋から遠くへと少女を連れて走った。

 下町の入り組んだ狭い路地まで走って、ようやく一息ついた。


「ふう。どうやら巻いたみたいね。ありがとう」

「はあはあ…。い、いえ…、どういたし、まして…」


 息が上がっているベルベットに対し、少女はあれだけ走ったにも関わらず、息一つ乱れていなかった。


「じゃあね」

「えっ?」


 そう云って、少女はそこから駆け出して去って行った。


「あ、あの!ちょっと待って…!」


 ベルベットが追いかけて路地を出ると、もう少女の姿はどこにもなかった。


「ええ~?…な、何だったの…?」


 走りつかれて、トボトボと家路についたベルベットだったが、部屋に戻るとセレスの姿が消えていた。


「まだ歩けないはずなのに、どこへ…」


 彼女は心配して部屋を飛び出した。

第三者からの視点でのお話です。3話で終わる予定です。

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