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使えない転移

「…で、なんで俺たちはこんなところに来たんだ」

「…さあ?」


 クシテフォンの質問に、ネーヴェは首を傾げた。


「聞いていた場所と随分違うな」

「こんなとこ、知らない場所だよ」


 シトリーとウルクものんびりとした様子で云った。


「ちょっとー、あんたたち!そんなのんびりしてる場合じゃないんだってば!」


 私は能天気な彼らに怒鳴った。

 そう、そんな場合じゃないのだ。

 私たちは今、武装した騎馬の軍団に包囲されている。


 どうしてこうなった。

 私たちは、イシュタムの空間転移でイドラの元へ向かったはずだった。

 なのに、今いるのは見たこともない草原みたいな場所で、しかも武器持ったゴツイ騎士らに包囲されてるんですけどー!

 私と一緒にいるのは、聖魔騎士団の4人と、私の隣でボーゼンとしているイシュタムだ。

 するとその時、聞き覚えのある声が聞こえてきた。


「何よこれ!ここどこよー!?」


 …え?


「俺たち、転移なんて頼んでねーぞ!」


 …ええっ?


「あの騎士たちは、どうやら帝国騎士のようだな」

「なな、なんで囲まれてるんですかっ?」


 …うっそーん!


 私は声のした方を、そーっと見た。

 少し離れたところにエリアナと将、ゾーイとアマンダがいた。


「なんでエリアナたちもいるのよー!?」


 彼らはいきなり見知らぬ場所に来て、狼狽えていた。


「こっちが聞きたいわよ!どーなってんの?」


 エリアナがこちらに向かって叫んだ。

 私はイシュタムをキッと睨むように見た。


「イシュタム、どうなってるの?なんでエリアナたちも転移してきてんのよ!」

「わからぬ」

「っていうか、イドラのとこ行くんじゃなかったの?どーみてもここ、オーウェン新王国じゃないわよね?」

「すまぬ。誰かの思念に引かれたようだ。今度こそ飛ぶ!」


 イシュタムは全員を集めて再び転移を試みた。

 …が、目を開けると、まったく同じ風景が広がっていた。

 というよりもさっきと立ち位置が1ミリも変わっていない。

 一同、シーンとこの状況を認識した。


「ちょっと!さっきと同じ場所じゃない!あんたの転移、使えないわね!」


 エリアナが罵倒するのも無理はないと思う。

 なにせ、彼らは転移する予定ではなかったからだ。

 イシュタムはなぜ転移できないのだろうかと腕を組んで考え込んでいる。

 ダメだ、この人。マジで転移できないみたい。


 なんでこんなことになっちゃったんだろう。


 イシュタムたちが転移してきて事情を聞き、イドラを助けて欲しいっていうから、私はそれを引き受けたのだ。当然魔王は反対したけど、いろいろやり取りがあった末、彼も同行するってことでOKしてくれた。

 …で、私と魔王、その場にいた聖魔騎士団は彼と共に転移したはずだった。

 イシュタムは、イドラの思念なら余裕で追える、と自信満々に云ってたんだけど…。


 なぜか転移した場所は、草原。そして周囲には謎の騎士団。

 関係のないエリアナたちが転移に巻き込まれ、一緒に来たはずの魔王がいない。

 もう、何がどうなっているのやら…。


 いっこだけわかったのは、このイシュタムって人の空間転移が、魔王と違ってかなりアバウトなんだってことだ。

 でもそんなことがわかったところで、何の解決にもならないんだけどね…。

 包囲している相手が誰かさえわからないから、戦うべきなのか、逃げるべきなのかも判断できないわけで。


「トワ!」


 ふいに背後から私を呼ぶ声がした。

 え?

 こんなところに知り合いがいるはずないんだけど…?

 そう思って驚いて振り返ると、そこには見覚えのある少女の姿があった。

 彼女は騎士の操る馬の前に乗っており、数十騎の騎馬兵に守られていた。


「サラ…?!え?なんでここに…?」


 それはアトルヘイム帝国の皇女サラ・リアーヌだった。


「やっぱりトワか!わらわを助けてたもれ!あやつらに追われておるのじゃ!」


 サラは助けを求めてきた。

 彼女があやつらと呼んで指をさしたのは、私たちを取り囲んでいる騎士たちだ。

 それでようやくこの状況が呑み込めた。

 私たちはどうやら、逃げるサラたちと、それを追い詰めていた騎馬軍団の間に出現したようだった。


「ねえ、あの子トワの知り合い?あいつらに追われてるの?」


 サラと私の会話を聞いていたエリアナが云った。


「たぶん、そうみたい…。助けてって言ってるし」

「だな。あんな小さな子を大の大人が大勢で取り囲むなんて、どう見てもあいつらが悪者だろ」

「同感です。救って差し上げましょう」


 将とゾーイはそう判断し、身構えた。

 幼女の危機を救うというのは、理屈じゃなく男たちを動かす十分な理由になるらしい。


「じゃあとりあえず、目の前の騎士団を追い払うってことで…」


 私がそう云うと、クシテフォン、シトリー、ネーヴェ、ウルクの4人と勇者候補パーティーの4人は、待ってましたとばかりに動き出した。

 回復士のアマンダと私以外の全員が前方に広がって、包囲していた騎士たちに攻撃を開始した。

 イシュタムは、戦闘にも参加せずに、ボーッと立って、辺りを見回している。

 もしかして使えないって云われたこと、気にしてるのかな…?


 私たちを包囲していた騎馬隊はたぶん500騎以上はいたんじゃないかと思う。

 というのも、あっという間に引きあげて行ったから、数える暇がなかったのよ。

 戦い始めてすぐにネーヴェやエリアナの広範囲風魔法が炸裂すると、半数の騎馬が吹き飛んだ。彼らは自らの技を競うように範囲魔法を繰り出した。

 私が「馬が可哀想…」というと、それを聞いていたシトリーが拳を地面について地震を起こした。すると、馬は怯え、乗っていた騎士を振り落として逃げていった。

 残った騎士たちにクシテフォンが雷を放つと、彼らはショックで気絶してしまった。

 反撃の間もないほど圧倒的な攻撃力を前に、謎の騎士団は混乱し、やがて「撤退しろ!」との声が聞こえた。騎士らは落馬した仲間を拾い上げて馬に乗せ、慌てて退却していった。

 ウルクや将が「範囲魔法はずるい!」とこぼすくらい速攻で決着がついてしまった。

 追い払った連中が一体誰だったのかもよくわからないまま、私たちはサラたちと合流した。


「さすがなのじゃ!そなたたちは強いのう!」


 サラは感心して云った。

 その彼女の乗る馬の隣にいた騎士たちが道を開けると、その奥から1人の壮年の男の乗る馬が現れた。

 その身なりから、かなり身分の高い人物だということが見て取れた。


「我らを救ってくれたことに礼を言う」


 そう云いながら私たちの前に馬首を巡らせて出て来たのは、アトルヘイム帝国の皇帝を名乗る人物だった。将たちは最初、大帝国の皇帝がこんなところにいるはずがない、と疑ってかかっていた。

 サラを乗せていたのは、エイヴァンという帝国の将軍だった。その周りを屈強な騎士たちが守っている。数こそ少ないが、皆強そうだ。

 そんな共周りを見て、将たちもようやく彼がアトルヘイム帝国の皇帝カスバート三世であることを認めることにした。

 サラ皇女は私に語り掛けてきた。


「不思議なこともあるものじゃ。わらわとお父様はこの者らに守られて城から逃げ、国内を転々としておったのじゃ。ところが味方の兵に裏切りが出て、反乱軍の追手に追い詰められてしまったのじゃ。わらわが心の中で助けを呼んだら、そなたらが現れたのじゃ」


 サラはそう云って笑顔になった。


「なるほど、我を呼んだのはおまえの助けを求める強い思念だったか」


 イシュタムはようやく謎が解けたとばかりに、頷いていた。

 いや、そこで納得されても…。あんた、あんなにイドラ、イドラ言ってたのに、そっちはどうでもいいんかい!


 そういえば、イシュタムの空間転移って、人の思念を追うって云ってたっけ。

 サラの強い思いに引き寄せられてここへ来ちゃったってことか。しかもここから転移できなくなるほど強い思いだったなんて、さすが一国の皇女様ともなると、特別な力があるんだわ。


 もう一度イシュタムは転移を試みたけど、やはり転移できないと云った。

 当然将たちからはブーイングの嵐が起こった。

 そりゃそうよね。頼んでもないのに勝手に転移させられたんだもの。巻き込まれ事故もいいところだわ。


 皇帝によれば、ここはアトルヘイム帝国領の東の自治領区国境付近だそうだ。

 帝都トルマまではここから北西に馬で休まずに行っても10日以上はかかるという。

 転移もできないわ、馬はないわ、食糧もないわで八方塞がりな私たちは、皇帝からの「良ければ一緒に来ないか」という申し出を受けることにした。

 もちろん、私たちの半分は魔族だったから、皇帝の部下たちはあまりいい顔をしなかったのだけど、助けてもらったことには感謝をしているらしく、特に何も文句をつけられることはなかった。


 ウルクとクシテフォンが空から周囲を警戒し、私たちは徒歩で騎馬の皇女たちと、自治領区境にある砦に向かっていた。

 皇帝は、私のことを覚えていて、前回帝国城で襲撃を受けた時のことを謝罪してくれた。


「魔王殿やそなたらには悪いことをした。もはや修復は不可能かもしれぬが、事態を説明させてほしい」


 皇帝カスバート三世は、私たちが去った後、帝国で何が起こったのかを話してくれた。

 一言でいうと、帝国の軍部の一部がクーデターを起こしたのだということだ。

 私たちが魔王城に赴いたことがきっかけで、軍の一部が挙兵したのだそうだ。

 あの時、攻撃してきたのはその裏切り者たちであり、魔王を攻撃すると見せかけて皇帝を攻撃してきたのだ。その直後、城内外で同時に反乱軍が決起した。

 反乱軍は他国と結び、その軍を帝都に引き入れた。後にその他国の軍はオーウェン新王国の白の騎士団であったことが明らかになる。

 驚いたことに、帝国軍の主力である黒色重騎兵隊(シュワルツランザー)の一部もクーデターに加わっていたため、帝国軍本部はあっという間に制圧されてしまった。


 最後の砦となった帝国城も、魔王によって半壊させられていたため、既に防衛機能を失っていた。

 城の中にまで反乱軍に攻め込まれたが、さすがに勇猛を誇る黒色重騎兵隊とテルルッシュ麾下の帝国騎士団はそう簡単には崩れなかった。

 反乱に加わっていない黒色重騎兵隊第2部隊らも皇帝を護るために奮闘したが、オーウェン新王国軍の増援が到着すると帝都内で激しい戦闘が行われた。戦闘に巻き込まれた市民らに犠牲が出る事態となって、黒色重騎兵隊は軍を引かざるを得なかった。その結果、帝都は制圧されてしまい、皇帝は城を捨て、帝都を後にした。

 皇帝と第4皇女サラ・リアーヌは円卓騎士らと共に帝都を脱出したが、その他の皇族、貴族たちは反乱軍に拘束され、一部の貴族らは地方に亡命したという。


 皇帝が去った後、帝都を制圧した反乱軍から帝国領内の主要都市に向けて布告がなされた。

 そこで初めてクーデターの首謀者が明らかになった。

 円卓騎士の1人、グレイ将軍だった。

 グレイは直属の黒色重騎兵隊第10、11部隊を筆頭に、帝国将のクインタスなどの上級将校らを取り込んで、それぞれの私兵団を含め、10万の反乱軍を組織していた。

 グレイは、皇帝を打倒し、軍による新政府を打ち立てると宣言した。

 帝国城や国内には皇帝直下の部下もまだまだ多く、グレイは懐柔策を示して新政府でも彼らを取り込もうとした。


 皇帝は、グレイが反乱を起こしたきっかけについて、心当たりがあると話した。

 帝国では女子には皇位継承権が認められていない。だが今の皇帝には皇子がおらず、4人の皇女のいずれかが産んだ男児が世継ぎとなる予定だった。

 サラを除く3人の皇女のうち、沿海州連邦国へ輿入れした第1皇女を除く残り2人の皇女が実質的な皇位争いをしている状態であった。

 グレイは皇帝の第2皇女を妻にしていて、10歳になる男児がいた。

 財務大臣に嫁いだ第3皇女には男児がいない。いや、正確にはいたが生まれてすぐに死んでしまったのだ。故に、次の皇帝には自分の息子がなるものだとグレイは信じていた。

 ところが昨年、グレイの10歳になる息子が学校から戻る途中、何者かによって暗殺されてしまったのだ。

 グレイはすぐに財務大臣を疑った。

 実は5年前、財務大臣の男児を殺害させたのはグレイだったのだが、どこからかその過去の情報が洩れ、財務大臣は復讐を果たしたのだった。

 グレイはこのことを皇帝に直訴したが、皇帝は証拠不十分として財務大臣を罰しなかった。

 グレイの方も、財務大臣を罪に問おうとすれば、過去に自分が財務大臣の子供を殺害したことまで明るみに出る可能性があったため、引き下がるしかなかった。彼の皇帝への不信感は募っていった。


 彼の反逆心を決定的にしたのは、昨年発表された世継ぎに関する通告だと皇帝は云う。

 皇帝は、現在皇室に男児が1人もいないことから、サラ・リアーヌ皇女と結婚する者に、その子供が生まれるまでの繋ぎとして臨時の王の座を与えると発表したのだ。

 グレイをはじめとする幾人かは、この決定に異を唱えたが、決定は覆らなかった。

 大臣の中には息子を王にできるチャンスが巡ってきたと喜ぶ者が多かったからだ。

 おそらくはこれが彼を裏切らせる決定打となったのだろうと皇帝は云った。皇帝は溺愛するサラを手元に置いておきたくてこのような決断をしたらしい。

 公私混同も甚だしいが、皇帝も人の親なのだ。


 だがそのグレイがどうやってオーウェン新王国などという得体のしれない新興国の協力を得ることになったのかはわからない。

 それに関して、ゾーイが発言した。

 彼はオーウェン新王国の宰相ジーク・シュトラッサーが関わっているのだと語った。それは彼の父のことであり、交渉術の天才だと云われている男だった。おそらくは今回も父が裏で糸を引いているのだろうとゾーイは云う。

 彼の父の狙いは王国の帝国からの独立だ。反乱軍に協力する代わり、独立を認めさせることができれば、彼らにとっては帝国のクーデターが成功しようが失敗しようが、どちらでも構わないのだ。


 皇帝と共に帝都から逃亡してきたのは、円卓騎士のエイヴァンとテルルッシュ、帝国将のアントニウス、情報局長のマニエルと魔法局長のコーネリアス、それにノーマンだった。

 彼らに従うのは帝国騎士団と黒色重騎兵隊合わせて600騎程の兵力だけだった。

 そのうち500騎を率いたテルルッシュが、皇帝から追手の目を逸らすため、囮になって領土内を移動しているという。

 ところがそんな彼らの行動はなぜか反乱軍には筒抜けで、皇帝一派の行く先々に追手が現れたのだ。

 そして、ここへ来てその理由が明らかになった。

 砦に向かう途中で野営をしている時、不審な動きをする帝国将アントニウスをマニエルが見咎めた。

 部下に合図を送ろうと狼煙をあげていたところを見られたアントニウスは、最初は言い逃れをしていたが、マニエルの追求に、やがて彼は本性を現した。

 帝国将のアントニウスが裏切ったのだ。

 マニエルが云うには、アントニウスは最初から反乱軍に与していて、万一、皇帝が逃亡した時に備えてスパイとして潜り込むことになっていたのだろうとのことだった。


 皇帝と円卓騎士たちはやみくもに逃げているわけではなかった。

 自治領区の国境砦に駐屯している黒色重騎兵隊第12部隊と、帝国領内に巡回に出ている黒色重騎兵隊分隊を味方につけ、軍を再編するつもりだった。

 その上で帝国領内の有力貴族に連絡を取り、中立の立場を取るよう通達する。

 地方自治領の当主たちには、魔物討伐目的以外の武力を持つことを禁じている。それ故、反乱軍に武力で脅されれば寝返ってしまう可能性がある。中立の立場を取らせるのは、それを防ぐための措置である。

 ここへ来るまでにも、既に何人かの貴族の元へ遣いを出している。


 皇帝の話を聞いた私は、少しホッとした。

 私は彼らに騙し討ちにされたと思って、落ち込んだし怒ってもいた。

 だけどサラとサラのお父さんは、やっぱりそんな酷いことをする人たちじゃなかったってことがわかったからだ。

 それと同時に、サラたちの仕業に見せかけて私たちを攻撃してきたそのグレイとかいう奴にひどく腹が立った。


「話を聞く限り反乱ていうより下克上だな。ミツヒデかマツナガか…どっちにしろまともな末路をむかえねーけどな」

「…将様、ゲコクジョウとは?」


 皇帝の話を聞いていた将はなぜか急に戦国武将の話をし始めて、ゾーイが説明を求めていた。

 男子って戦国時代っぽいの好きよね。

 興味のないエリアナは溜息をつきながら、


「どのみちイシュタムが転移できない以上、皇帝と一緒に行くしかなさそうね」


 と、諦めモードに入っていた。

 私は、隣を歩くイシュタムを見ながら不思議な気持ちになっていた。

 あんなに自信満々だったのに、急に転移が使えなくなるなんてことあるのかな。

 ここへ来たのにも何か意味があるのかもしれない、と思った。

 だけど、人間同士の戦争に巻き込まれてしまうことになるのは、ちょっと怖い。

 こんなとき、彼がいてくれたら心強いのにな…。

 彼はどこに行ってしまったんだろう?

 会いたい。

 私は心の中でそっと魔王の姿を思い描いていた。 

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