表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天使のうた  作者: 在流ガリア
3/11

山の上

オグズとショッカは山の上でソウルグラフィーを使った。

空に浮かぶ半径500メートルの球体が、ソウルグラフィーにつながれたタブレットに映し出された。

「なんて言ってるんだ」

「この星を見守っていると言ってるよ。もう45億年もいるんだって」

オグズがタブレットを覗くとギョッとした表情になった。

球体がショッカの身体の中に入っていくのが見えた。

「久しぶりだ良い身体だ。人間の肉体はいいねえ。たまには」

ショッカが普段の声色とは全く違う声で言った。

ショッカの肉体が膨張し、筋肉が盛り上がり、1メートル70センチだったショッカの身長は、300メートルになり、8枚の翼が生えた。

「ちょっと行ってくるわ」

別の存在になったショッカは、翼を広げ、空に舞い上がり消えていった。


惑星ウルカの外に出たショッカは、宇宙を漂った。

「俺の身体を返してくれないか」

ショッカは自分の身体を乗っ取った何かに伝えた。

「まあもう少し貸してくれや」

何かが言った。

ショッカは、自分の身体が乗っ取られているのが嫌だったので、自力で何かを身体から追い出したが、追い出した瞬間、体が人間の身体に戻ってしまい、宇宙空間の中では息ができず苦しくて悶えた。

そこに宇宙船が通りかかり、ショッカを助けてくれた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ