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第一旅人発見(途中)

さて、これからどうしよう?

てか死んだってことは死後の世界か?

でも三途の川らしきものはないし

もしかして、小説とかでよくある異世界転生ってやつか?

夢とかそういうレベルじゃないよな

とりあえず───

グゥ〜


「腹減ったな」


一頻り悩んだ後空腹が俺を冷静に戻す。

俺は辺りに誰もいないことを確認しつつ車に乗り込む。ドアの鍵は開いていてキーも付けっ放しであった。

まずやることはもちろん物色である。最優先事項は食事───ダッシュボード、後部座席、トランク。

ない、ない!、なーい!!

何も無いじゃないか・・・

辛うじてあったのは飴玉1つとタバコ、そしてヌイグルミ。

タバコとヌイグルミは食えない。俺は飴玉を口に放り込み、空腹を紛らわせた。


さて、これからどうしよう?

ふりだしに戻った。

じっとしていても始まらない。車もあることだし町や村、集落でも見つけたい所だ。

俺は付けっ放しのキーに手をかざし、エンジンをかける。壊れてはいないようで、ガソリンはほぼ満タンある。無事に出発準備が整った。

問題は何処に行くかである。

人の居そうな場所・・・川の近くとか?

ぱっと見、川は無い。

じゃあ道に沿って・・・道も無い。

思い浮かぶ事もなかったので、車の向いていた方向へと走り出したのであった。

「レッツゴー、チコリー(命名)」

自分の車では無いが、車を買ったら付けようと考えていた名前の1つ、青い車体にちなんで青い花を咲かせるチコリーと命名したのであった。

免許?もちろんあるぜ!しかもゴールド免許!ペーパードライバーではあるがな!!


優雅な旅、大自然、多少デコボコではあるが広大な緑、そして心地よい風。空腹も忘れてのどかな気持ちでドライブは続く。

1時間後、慣れない運転と何処までも続く一面の平原にのどかな気分を吸い取られ、トイレついでに大きな木の下で車を駐めて休憩していた。

もちろんアウトドア、大木に向かって催しモノを引っ掛けていると、パキパキと枝の音が聞こえて来る。


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