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すみません。
ここから一気に時間が飛びます。
この話を書くことができなくなってしまいました。
作者の未熟さゆえです。
ラストの3話、よろしければご覧ください。
「はあ、はあ、……」
六花たちは、息も絶え絶えの状態であやめ、竜胆、黒曜を見つめていた。
ーーこの三人は、六花たち全員が疲れ果てていても、平然としたまま、こちらを見ている。
「な、なんで、姫たち、は、平気、なんだよ?」
息を切らしながらの石榴の問いに、あやめはにっこりと微笑んだ。
「子供のころから、これくらいの訓練はいつもしておりましたから」
「黒曜などは、毎日のように空間転移でこちらに跳んできていたしな」
「それも、ちょうど訓練になっていたからね」
平然と答えてくる三人。
「さて、それじゃ姫、今度は僕と一対一で相手をしてもらえるかな?」
「久しぶりですね。
いいですよ」
ふたりは少し離れた場所に移動して、戦い始める。
ーーもっとも、あまりの速さに、追い付けているのは竜胆と晶くらいのようだったが。
「会長? あのふたりって……」
「まだまだ本気ではないぞ。
本気になれば、私でも追い付けない、それほどの実力があるからな」
「ーー」
六花たちの誰も、もはや言葉すらなくなるのだった……。
そうした訓練の日々は過ぎ、学校に戻る前日。
最低限の訓練のあと、全員で風の区の観光……というより、名物めぐり(食べ物関係のみ)に向かった。
他の区と食生活がだいぶ違うため、珍しいものを食べて鋭気を養うのだった。
ーーそして時は流れーー。
十二月末日。
翌、無の月は冬季休暇となるため、前日にいつものメンバーで集まっていたのだ。
「無の月、かー」
仲間たちの輪から離れた場所で、華衣があやめに向かって呟く。
「ええ、無の月です。
もとのゲームのエンディングは、ここで終わっていますよね。
ですが、次回作につながトゥルーエンドでは、このあとも物語は続いています。
ーー六花さんが繰り返している、自身の死。
それを避けるために、今まで訓練を続けてきたのですから。
それに、今回は私も華衣さんも、黒曜もいます。
今度こそ、終わらせます」
「そうね。
あたしもハッピーエンドはみたいもの。
ーーっていうか、ひょっとしてその次回作の内容って混じってたりする?」
「お兄様が六花さんに一目惚れしているのは、間違いなくそれですね。
ですが、その他はだいぶ違うかと。
本来、六花さんが選ぶはずのルートを、他の人たちが担っていたりもしますから。
ーー華衣さんも、ですね」
「あー」
ちょっと照れたように、そっぽを向く華衣。
彼女自身、なんとなくではあるが、それを自覚してもいたのだ。
「そんなつもりはなかったんだけど」
「そういうものですよ。
そもそも、ゲームと性格が違う人間が近くにいれば、それだけでいろいろと変わってくるものでしょう?」
「たしかにね」
そして、ふたりは六花たちを見る。
楽しそうに談笑をしている仲間たちを見て。
「必ず、終わらせます」
あやめはそう、誓った。
次は8時です。




