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学舎占争  作者: 伏見 ねきつ
8月
24/49

 〆切。

 それはきっと守らなければならないものなのであろう。彼も私も学舎占争という深い深い、深い深い深い深い波に飲まれて深海の奥深くにいてもう、戻れない。戻りたい。数年前の彼と私が出会った時へ。戻りたい。今よりずっとずっと前へ。出会いたい。彼と。違う出会いかたをしたかった。彼と。もう手遅れ、チェックメイト。時が満ちるまでに、私は―――――――――

 〆切。

 なんて、滑稽。

 私は言いました。坦々となんの感情も感じさせることもなく。ただ、ただ、坦々と。静かに言いました。何も感じさせることなく冷ややかでも暖かでもない瞳でソレを見つめながら言いました。

 任務完了、ありがとう。

 無事、貴方を殺すことが出来ました。

 ありがとう。

 ありがとうありがとう、ありがとう―――ありがとう―――――ありがとう―――――――――ありがとう――――――――――――ありがと―――――う――

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