銃と悪魔と調律者 ーーー Guns and Fire ーーー
この物語はとある一人の人間の物語であり、とある一人の記録である。この物語に於いてはその人は主人公かもしれないが、しかし、その人は幾つもある世界の何処の世界の主人公にも成り得ない。その人に求められた役割はただ一つ。その人に与えられた役割を果たすことのみである。故にその人の幸福など何処にも無く、その人の自由も何処にも無い。誰にもその人は救えないし、その人自身ですら、自らの未来を決める事は許されない。しかし、その人は悪魔だ。悪魔だからこそ、その人は自らの運命に挑むだろう。その人自身の結末をその人が描くと決めたその時に。
事の始まり、私の終わり。
2021/03/08 01:17
(改)
悪意は密かに、しかし、確実に燃え上がる。
2021/03/08 01:39
(改)
曖昧な過去と空を舞う自分
2021/03/08 05:00
叩きつけられた現実
2021/03/08 06:00