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月の音色  作者: 誰か
75/92

テーマ『新しい鍵』

明けまして、おめでとうございます。

 一斗缶から油の匂い。

「危ないなあ」

 つぶやいて、蹴倒す。

「誰だ!」

 悪党どもの誰何の声。

 場所は廃ビル。

「お探しの鍵は、ここだ」

 姿と鍵をさらす。

「それを渡せ、コイツがどうなってもいいのか」

「人質と交換だ、警察には連絡した、考えてる時間はないぞ」

「チッ、良いだろう」

「よし、拘束を解き、その場から下がって人質から離れろ、鍵は投げるから受け取れ」

「ああ」

 人質に向かって叫び

「走って、こっち」

 鍵を窓から外に投げつける。

「野郎、逃がすな」

 人質を促して非常口へ、置き土産とばかりに、倒しておいた一斗缶にライターの火を投げ込む。 

「こいつ!」

 吠える悪党に構わず外階段に飛び出すと

「下じゃなく、上へ」

 と指示を出し、踊り場を越えた所で

「隠れて」

 追っ手が階段を降りる気配をやり過ごして、屋上へ向かう。

「ここで救援を待ちます」

「ありがとう、でも鍵を渡して大丈夫ですか?」

 からのキーホルダーを見せて。

「家の鍵、新しくしないとですね」

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『HAKO NIWA シークレット!』
 みんな、宝箱には目がないよね?、実はノドも無いから喋れないし、手も出ない、それどころか動けないんだよ、箱だから。異世界に転生したら、私、宝箱になってた。現在、ダンジョンに閉じ込められているので脱出しようと思うのだけれど、一ミリたりとも動けない。でも、動けないなりに頑張って、なんとかレベルを上げる方法を見つけたりして。ただまあ進化先の候補が、寄木細工に、びっくり箱、魔法瓶・・・って、動けないよ!。あれっ、もしかして幸運値が低いとかない?。とりあえず、スキル【ガチャ】は、お願い息をして。これは、箱になってしまった娘の冒険譚。まあ、最初の小部屋から微動だにしていないのだけれど。どうにか工夫して生き残るよ!。追伸、どうも脱出の鍵はロボットが握っているらしいです。

 人外転生(みかん箱) + ガチャ + ダンジョンに置き去り + ざまぁ(軽微) + レベルアップ→進化 + 変形ロボット(ファンタジーです)

 短編ですので労力はそこまでかからないと思います。


『このヒロイン、実は・・・』
 SF?、ミステリー?、コメディ?、そんな感じの短編です。


『ほんのり、ほのぼのしてもらえたら嬉しいです』(ファンタジー、SF、ミステリー、日常系、色々あります、一話完結ショートショートコメディ集です)


『みどりの竜』
 一話完結、ショートショートコメディです。


『月の音色』
 声優、大原さやかさんのネットラジオに投稿した400文字以下の物語


『いくとちゃんとおじいちゃん』
 子供に読み聞かせるとき、大人も一緒に楽しめる童話を目指しました。
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