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月の音色  作者: 誰か
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キスで結ぶ冬の恋(募集テーマ『恋』)

「こんな寒空に呼び出して何の用なの?」


「えーそろそろご機嫌を直してはいただけないものかと。」


「別に―、私は何とも思ってないし。」


 おおう、すねてらっしゃる。


「私に用があるんでしょ、早くしてくれるかな、寒いし、ひまじゃないんで。」


「今日は、受け取ってもらいたいものがあるんだ。」


「なによ。」


「給料3か月分のを用意したから。」


「ふ、ふーん、それで?」


「受け取って、それで――」



「目をつむってくれるかな。」


















「ちょっ、馬鹿なこと言わないで!」


 うあ、失敗し――


「そういうことは、もっと雰囲気を重視して言って。」



 右手で手袋を外すと、そっと彼女の手が差し出される。



「だから、今は、口にしてはダメなのよ。」

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『HAKO NIWA シークレット!』
 みんな、宝箱には目がないよね?、実はノドも無いから喋れないし、手も出ない、それどころか動けないんだよ、箱だから。異世界に転生したら、私、宝箱になってた。現在、ダンジョンに閉じ込められているので脱出しようと思うのだけれど、一ミリたりとも動けない。でも、動けないなりに頑張って、なんとかレベルを上げる方法を見つけたりして。ただまあ進化先の候補が、寄木細工に、びっくり箱、魔法瓶・・・って、動けないよ!。あれっ、もしかして幸運値が低いとかない?。とりあえず、スキル【ガチャ】は、お願い息をして。これは、箱になってしまった娘の冒険譚。まあ、最初の小部屋から微動だにしていないのだけれど。どうにか工夫して生き残るよ!。追伸、どうも脱出の鍵はロボットが握っているらしいです。

 人外転生(みかん箱) + ガチャ + ダンジョンに置き去り + ざまぁ(軽微) + レベルアップ→進化 + 変形ロボット(ファンタジーです)

 短編ですので労力はそこまでかからないと思います。


『このヒロイン、実は・・・』
 SF?、ミステリー?、コメディ?、そんな感じの短編です。


『ほんのり、ほのぼのしてもらえたら嬉しいです』(ファンタジー、SF、ミステリー、日常系、色々あります、一話完結ショートショートコメディ集です)


『みどりの竜』
 一話完結、ショートショートコメディです。


『月の音色』
 声優、大原さやかさんのネットラジオに投稿した400文字以下の物語


『いくとちゃんとおじいちゃん』
 子供に読み聞かせるとき、大人も一緒に楽しめる童話を目指しました。
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