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月の音色  作者: 誰か
51/92

テーマ『バラと万年筆』

「えっ、そんな字も書けないの?」


「いや今時、直筆の手紙を書かせようっていう方がいけないんだよ」


「だって折角プレゼントした万年筆だもの、最初に綴られるのは、私への感謝の気持ちをしたためた手紙であるべきよね」


「渡す当人に見守られながら書くって、どんな罰ゲームだよ」


「あら、酷いことを言うのね、その万年筆、結構良い物なのよ」


「確かに、握り心地は悪くない、手になじむって言うか、フィット感が良いね」


「なら、感謝の気持ちを示してもらわないとね、心を込めた手紙に、薔薇の花を添えて渡してね」


「ほぉ、そんな柄でも無い事を僕にしてほしかったの?」


「それだけじゃないわ、その薔薇の花を持って校門の前で待っていてほしいの、2時間くらい」


「僕を社会的に抹殺しようとするのはやめて下さい」


「私は、ただ、君がどう思っているのかってことを知りたいの」


「えっ?」


「薔薇の握り心地とか、フィット感とか」


「だから、何の罰ゲームだよ!」

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『HAKO NIWA シークレット!』
 みんな、宝箱には目がないよね?、実はノドも無いから喋れないし、手も出ない、それどころか動けないんだよ、箱だから。異世界に転生したら、私、宝箱になってた。現在、ダンジョンに閉じ込められているので脱出しようと思うのだけれど、一ミリたりとも動けない。でも、動けないなりに頑張って、なんとかレベルを上げる方法を見つけたりして。ただまあ進化先の候補が、寄木細工に、びっくり箱、魔法瓶・・・って、動けないよ!。あれっ、もしかして幸運値が低いとかない?。とりあえず、スキル【ガチャ】は、お願い息をして。これは、箱になってしまった娘の冒険譚。まあ、最初の小部屋から微動だにしていないのだけれど。どうにか工夫して生き残るよ!。追伸、どうも脱出の鍵はロボットが握っているらしいです。

 人外転生(みかん箱) + ガチャ + ダンジョンに置き去り + ざまぁ(軽微) + レベルアップ→進化 + 変形ロボット(ファンタジーです)

 短編ですので労力はそこまでかからないと思います。


『このヒロイン、実は・・・』
 SF?、ミステリー?、コメディ?、そんな感じの短編です。


『ほんのり、ほのぼのしてもらえたら嬉しいです』(ファンタジー、SF、ミステリー、日常系、色々あります、一話完結ショートショートコメディ集です)


『みどりの竜』
 一話完結、ショートショートコメディです。


『月の音色』
 声優、大原さやかさんのネットラジオに投稿した400文字以下の物語


『いくとちゃんとおじいちゃん』
 子供に読み聞かせるとき、大人も一緒に楽しめる童話を目指しました。
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