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月の音色  作者: 誰か
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テーマ『無人駅にて』その2

「おーい、こちらですよ。」


 連絡橋を渡り、ほどほどに混んだ駅のホームに降りた私を、立ち上がって手を振り、先生が迎えてくれる。


 かつては、この地球上で文明を築いていた人類の遺跡、その発掘現場へと向かう先生に、後学のためにと、私も同行させてもらえることになって、乗換の駅で待ち合わせていたのだ。


「君は、こちらにどうぞ。」


 あいにくとベンチは空いていなくて、先刻まで先生が座っておられた席を譲られてしまう。


 にっこり笑顔に促されるまま、ちょうど低くなった私の頭に、先生の手が伸ばされて…


「立たせたままにしておくのも、どうかと思いますから。」


 そっとなでられた。


 ちょっ、えっ、なにっ?


 嘘っ、これってまさか、もしかして。


 うわー、どっ、どうしよう。


 みゃあ、みゃあ、みゃあー!


 寝ぐせ、ついてたぁ!

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『HAKO NIWA シークレット!』
 みんな、宝箱には目がないよね?、実はノドも無いから喋れないし、手も出ない、それどころか動けないんだよ、箱だから。異世界に転生したら、私、宝箱になってた。現在、ダンジョンに閉じ込められているので脱出しようと思うのだけれど、一ミリたりとも動けない。でも、動けないなりに頑張って、なんとかレベルを上げる方法を見つけたりして。ただまあ進化先の候補が、寄木細工に、びっくり箱、魔法瓶・・・って、動けないよ!。あれっ、もしかして幸運値が低いとかない?。とりあえず、スキル【ガチャ】は、お願い息をして。これは、箱になってしまった娘の冒険譚。まあ、最初の小部屋から微動だにしていないのだけれど。どうにか工夫して生き残るよ!。追伸、どうも脱出の鍵はロボットが握っているらしいです。

 人外転生(みかん箱) + ガチャ + ダンジョンに置き去り + ざまぁ(軽微) + レベルアップ→進化 + 変形ロボット(ファンタジーです)

 短編ですので労力はそこまでかからないと思います。


『このヒロイン、実は・・・』
 SF?、ミステリー?、コメディ?、そんな感じの短編です。


『ほんのり、ほのぼのしてもらえたら嬉しいです』(ファンタジー、SF、ミステリー、日常系、色々あります、一話完結ショートショートコメディ集です)


『みどりの竜』
 一話完結、ショートショートコメディです。


『月の音色』
 声優、大原さやかさんのネットラジオに投稿した400文字以下の物語


『いくとちゃんとおじいちゃん』
 子供に読み聞かせるとき、大人も一緒に楽しめる童話を目指しました。
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