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月の音色  作者: 誰か
16/92

テーマ『郵便ポスト』

 幼い子供が手紙を投函しようと背伸びしていた。


 人里離れた一軒家の傍に、そのポストはある。


 亡き、おじいさんの手作りポスト。


「ゆうちゃん、誰に手紙を出すの?」


 お母さんが聞くと。


「これ、おばあちゃんがかいたてがみ」


 事件発覚です!


 足腰の弱いおばあさんは、ゆうちゃんに投函のお手伝いをお願いしていたのだけれど、そのことを両親は、ずっと知らずにいた。


 手作りポストに郵便屋さんが来るはずもない。


 なのに、なぜか、返事は届いていた。


 ゆうちゃんの書いた手紙など、サンタさんはおろか、白ヤギさんからすら返事が届いていたほどだ。


 今日も返事が届く。


 不思議に思い、お母さんがポストを見やると、配達に来た郵便屋さんが手紙を回収していた。


「待って!」


 話を聞くと、生前のおじいさんに、これは君宛てだと、ゆうちゃんの書いた手紙を貰ったのが切っ掛けで、配達のついでに回収していたと言う。


「実は…」


 照れ笑いの郵便屋さん。


「白ヤギは僕なんです」

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『HAKO NIWA シークレット!』
 みんな、宝箱には目がないよね?、実はノドも無いから喋れないし、手も出ない、それどころか動けないんだよ、箱だから。異世界に転生したら、私、宝箱になってた。現在、ダンジョンに閉じ込められているので脱出しようと思うのだけれど、一ミリたりとも動けない。でも、動けないなりに頑張って、なんとかレベルを上げる方法を見つけたりして。ただまあ進化先の候補が、寄木細工に、びっくり箱、魔法瓶・・・って、動けないよ!。あれっ、もしかして幸運値が低いとかない?。とりあえず、スキル【ガチャ】は、お願い息をして。これは、箱になってしまった娘の冒険譚。まあ、最初の小部屋から微動だにしていないのだけれど。どうにか工夫して生き残るよ!。追伸、どうも脱出の鍵はロボットが握っているらしいです。

 人外転生(みかん箱) + ガチャ + ダンジョンに置き去り + ざまぁ(軽微) + レベルアップ→進化 + 変形ロボット(ファンタジーです)

 短編ですので労力はそこまでかからないと思います。


『このヒロイン、実は・・・』
 SF?、ミステリー?、コメディ?、そんな感じの短編です。


『ほんのり、ほのぼのしてもらえたら嬉しいです』(ファンタジー、SF、ミステリー、日常系、色々あります、一話完結ショートショートコメディ集です)


『みどりの竜』
 一話完結、ショートショートコメディです。


『月の音色』
 声優、大原さやかさんのネットラジオに投稿した400文字以下の物語


『いくとちゃんとおじいちゃん』
 子供に読み聞かせるとき、大人も一緒に楽しめる童話を目指しました。
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