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月の音色  作者: 誰か
14/92

テーマ『びっくり箱』1本目

「凄い量の本だね。」


「いつの間にかね。ごめんね、本の引っ越しを手伝わせて。」


 叔母上の「床が抜ける!」との勅命で、貸しコンテナに本を移すのだそう。


「母さんたら聡君にまで迷惑を。」


「いいんだ、それより、この棚全部、ミステリーなんだ。」


「うん。」


「僕に読めそうなのある?」


「もちろん!最初は、北村薫『覆面作家は二人いる』と加納朋子『ななつのこ』が良いと思う。あと…」


 有栖川有栖、黒崎緑、倉知淳、はやみねかおる、東川篤哉、築かれる本の山。


「若竹七海は『名探偵は密航中』なら安全、変わり種で氷室冴子の『なんて素敵にジャパネスク』、少女小説のフリしたミステリーだから。」


 結局、最初の二冊を借り事なきを得た。


「本を段ボールに詰めたよ。」


「一箱にそんなに大丈夫?」


「平気さ。」


 あれ重い、けどカッコつけた手前、後には引けない。


 腰を落とし、足の力も動員、気合で箱を…


 上がった!


 段ボ-ルの底が抜ける音と共に…

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『HAKO NIWA シークレット!』
 みんな、宝箱には目がないよね?、実はノドも無いから喋れないし、手も出ない、それどころか動けないんだよ、箱だから。異世界に転生したら、私、宝箱になってた。現在、ダンジョンに閉じ込められているので脱出しようと思うのだけれど、一ミリたりとも動けない。でも、動けないなりに頑張って、なんとかレベルを上げる方法を見つけたりして。ただまあ進化先の候補が、寄木細工に、びっくり箱、魔法瓶・・・って、動けないよ!。あれっ、もしかして幸運値が低いとかない?。とりあえず、スキル【ガチャ】は、お願い息をして。これは、箱になってしまった娘の冒険譚。まあ、最初の小部屋から微動だにしていないのだけれど。どうにか工夫して生き残るよ!。追伸、どうも脱出の鍵はロボットが握っているらしいです。

 人外転生(みかん箱) + ガチャ + ダンジョンに置き去り + ざまぁ(軽微) + レベルアップ→進化 + 変形ロボット(ファンタジーです)

 短編ですので労力はそこまでかからないと思います。


『このヒロイン、実は・・・』
 SF?、ミステリー?、コメディ?、そんな感じの短編です。


『ほんのり、ほのぼのしてもらえたら嬉しいです』(ファンタジー、SF、ミステリー、日常系、色々あります、一話完結ショートショートコメディ集です)


『みどりの竜』
 一話完結、ショートショートコメディです。


『月の音色』
 声優、大原さやかさんのネットラジオに投稿した400文字以下の物語


『いくとちゃんとおじいちゃん』
 子供に読み聞かせるとき、大人も一緒に楽しめる童話を目指しました。
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