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リブ・オール・ファンタジア。  作者: 猫山ことり
1/1

フィールド2,人間の街、その2.

猫山ことりです。

「リブ・オール・ファンタジア。」連載中、本格ファンタジーです。



現実世界の日向ワタルは、突然トリップした。


最初に出会ったのが30mの巨大な大蛇。

しかも、しゃべっているし。

大蛇はビルディ・ララと名乗り、特異な変身能力さえ

持ち合わせた獣人族。



ビルディは言います。

「また反乱軍が攻撃してんのかね?」




好奇心に駆られたワタルはそこに、向かってしまう。




だがそこは科学に生きる人間と、魔法使いの獣人族が

互いにいがみ合う異世界だった。



ワタルは元の世界に帰れるのか?ワタルの冒険が始まる。





よろしくお願いいたします。






 騎士団がローブ集団を攻撃したのだ。





騎士達を乗せた馬たちも、馬上の銀の甲冑の様な具足(ぐそく)で、重武装している。


馬たちの傍に大きな車輪をつけ、引きずられる兵器。





徒歩(かち)の騎士達が火線を投げ、ローブ集団の何人かが屋根から落ちた。



馬を捨て散開して屋根によじ登っていた騎士団が、屋根越しに声を投げた。

地上からローブ集団を追っていた仲間に、連携しようと声を投げたのだ。





捕らえようとする騎士団に対し、地面に転がったローブ集団がその時、反撃に出た。


ワタルには良く分からなかったが、何もない地面から突然、植物が伸びてきて

(つる)を伸ばし、巨木になってゆく。



ローブ集団は蔓性の植物にしがみついて、天高く上ってゆく。







また違う場所で、火柱が上がった。



ワタルの足が止まった。

誰かが爆弾を爆発させたんだ!ワタルはそう思った。





いや、違う!





「魔法使いだ!」

悲鳴の様な、逃げる人々の声。


ワタルの肩を突き飛ばし、走る人々。




その人々越し、屋根の上のローブ男が見えた。







 地上を覆う甲冑軍団に、ローブ男が右手をかざした。



指先が光ったように見えた。雷撃だ!



雷が騎士団に落ちた。ひとたまりもない。

騎馬ごと、銀の甲冑が動かなくなった。




「あ・・あ・・・ああ・・」

ワタルの中で何かが騒いでいる。



人波は既に遠く逃げて、まばらになっている。



足が震えた。声も出ない。泣きそうになった。





―――――また反乱軍が攻撃してんのかね?



唐突にビルディの言葉がよみがえった。




ワタルはその場に、へたり込んだ。



足が動かない。戦争だ。





ここには戦争があるんだ!



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