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正義のHEEL  作者: include
人々は、動き出す
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第10話

10話です!

第10話


状況に対して理解が追いつかない...

何が起きている?


何故?何?何故?どうして?


頭の中で意味のない言葉が舞い散り、混乱を加速させていく。


そんな私の上から、男達は声を投げ掛け続ける。


・・・言っている事が理解出来ない。


それでも...唾を飲み、大きく息を吸い、少しだけだが何とか落ち着きを取り戻す。


今まで意味を聞き取れなかった言葉が聴こえる様になってくる。



「しかし、ここまでガードが甘いと不安になってくる。

こんな風に、悪い男たちに騙されてしまいそうでよ。」

「たしかに(笑)

 つっけんどんな対応な癖に騒ぎ立てもせず黙って着いてくるのを見てるだけなんてなぁ。」

「まぁ、どうあれやり易いのはこちらに取って都合が良いから良いじゃないですか。

とりあえずいつも通り、一番は私がいいだきますよ。」



聞こえてくる言葉を理解は出来た。

しかし、意味がわからない。

何故私は襲われている?

これではまるで私が...


「グゥッッッッ」


頭痛が走る...

頭蓋の内側から何かが大量に吹き出すかの様な、外側から万力で締め付けられるかの様な、そんな痛みが走る。


その様子を見た男達は怪訝そうにしながらも、直ぐに気にせず自分達の欲望を満たそうとする。


そして、私にとって最早外の周りの状況等、些末な問題となりつつあった...



(私は、私は...私は......"誰"だ!?)



記憶はある!名前は?自分の顔は?身なりは?


一つずつ記憶の整合性を求める。

私が今まで生きてきたと言う記憶は思い出せる。

なのに、|それ以外〈・・・・〉が思い出せない。

私の名前も、私が生きて来た場所も、自分の姿も...


いや、自分の姿に関しては一つだけ確実に言える事がある‼︎

私は"男"だ!

今までの記憶でも、自身の自覚でもそう理解している。

視線を巡らす。

胸部には膨らみがある。

そして、指が沿う股間部には...何もない!

時折漏れる声は異様に高い...

髪は肩まで伸びている...


嫌でも理解出来る。

今の私は女性と同等...いや、同じ身体となっている。


何故気がつかなかった⁉︎

この大地に来てからここに至るまで何度も鏡は見てきた。

風呂にも入っていた。

なのに、私は私の身体に何の違和感も無くただそれが当然として女性として生活していた。

それはまるで、|この身体の記憶〈・・・・・・・〉が無自覚にそうさせたかの様であった。


思い返せば不自然な事はいくつも思い浮かぶ。

今まで、明らかに自分の所有物では無いものを何の違和感も無く自分の物だとして扱ってきていた。


思考と行動に違和感があった。


一つの違和感の発覚は新しい違和感を連鎖的に発覚させる。

自覚のない記憶が思い起こされる。

そうして最後の思い起こされるのは、事の始まりの記憶...


「私はあの時、確かに握りつぶされいた...」


声もなく呟く。

それは確かな私の終わりの記憶...最後の記憶...


私は誰だ...


問いかけへの答えはない...

求めてもいない...


なぜなら理解しているからだ。

それは、今まで何度も思い、嘆いた事だ。



『私は、人類の天敵となったのだ』



その事を理解する。

理解し、飲み込む。


そうして私は、私を呼び出す。

大地が揺れ、空気が震える。

人は無自覚に警戒をする...

恐怖し、怯え、何も出来なくなる。


大地が盛り上がり、何もない空間に巨大な手のひらが浮かび上がる。


私の身体は持ち上がり...

今までと同じ様に拳の中に埋まる...


既に2度経験したプロセスだ。

最早この行為に恐怖は感じない。


静かに瞼を持ち上げれば握りしめた右の手と、優しく大切に持ち上げた人間が左の手のひらに乗っている。


それを確認した私は、静かに...感情を込め...握りしめた。


さぁ、次は何をしよう?


遠い空から迫る鋼鉄の翼を...遠くない未来に訪れる鋼鉄の嵐を...知覚/予想しながら思案を巡らせる。


ようやくここまで書けました!

ストックは尽きました‼︎

頑張ります。

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