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夢の世界で侍女として生活する私  作者: Section chief
1章
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8.侍女で影武者で護衛

ー1週間後ー



「伯父様の処遇が決まったわ」



彼は、王族から除名されることになった。やった事がやった事なので当然の事だ。むしろ命があっただけでも…と彼女()は思った。



「今後は、騎士団や兵士の育成をしてもらうわ」

「普通は遠い地へと追放しますよね?」

「そんな事したら、センティーレお姉様が悲しむわ」



権力の横暴だな。

因みに彼に従った者たちには「次に同じ事をしたら、自らの命は勿論の事、一族の命もないと思いなさい」と姫様は言い、半年間の減給で済ませたそうだ。



「それで、騎士団長の後任は誰にしたのですか?」



姫様に食後の紅茶を出しながら言った。



「後任はシードにやってもらうわ。私の護衛は貴女がいれば問題無いしね」

「私は侍女ですよ?護衛は致しません」

「私より強いのに?」

「それなら姫様が私より、強くなればいいのです。だから今日は武術の訓練に行きましょうか?」



逃げようとする姫様の腕を掴んだ。



「やーだー。行きたくないー」



今日もこんな日常を送る彼女()たちは平和です。

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