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夢の世界で侍女として生活する私  作者: Section chief
1章
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6.正体がバレるとまずいので…

その時、玉座の間の扉が開いた。

扉が開いた瞬間、騎士団は大量の水を浴びた。



「今よ、シード!」

「クリス様、よくご無事で!」


シードと呼ばれた(姫様の護衛の)男はすぐに、騎士団に対して雷を放った。

騎士団はノースポールを残し(みな)倒れた。(みな)辛うじて生きているようだ。


彼女()達は、王様の元へ駆け寄った。

彼女()は王様の元へ駆けながら、ノースポールの姿が見当たらない、逃げたのか?と考えた。

そう考えた時だった。彼女()は人質に取られた。

本物の姫様は魔法を放とうとしたがやめた。彼女()を盾にされたからだ。



「こいつがどうなってもいいのか⁉︎」

「やめて下さい、お父様!」

「センティーレ、何故ここに…」

「優しかったお父様が何故この様な事を…」

「この国は腐っている。魔力量で優劣が決まるなど、ふざけていると思わないか?」

「それは…」



あとで姫様から聞いたのだが、彼女()と同じで、センティーレ様は魔力量が少なく魔法が苦手なのだそうだ。それで、彼女も王族の恥さらしなどと色々と言われていたようだ。だからこの時、言葉に詰まったみたいだ。



「言いたい事はそれだけですか?伯父様?」



そう言い、彼女()は彼を背負い投げした。

その後すぐに掌底で鎧を破壊。そして、手脚の骨を折り動けなくした。



「魔法しか使えなかったはず…いやお前は…」



正体を(偽物だと)バラされそうだったので、もう一撃加えて意識を絶たせた。そして彼女()は言った。



「武術を極め騎士団長になった貴方を尊敬していたのに…残念です…」




こうして騎士団は制圧された。

王様は場内の兵士を招集し、騎士団を牢へと運ばせた。

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