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夢の世界で侍女として生活する私  作者: Section chief
4章
58/96

10.違法業者

レストランに移動し食事をしながら話す事にした。


「それでアズモディアまで何をしにきたんだい?」

「あまり大きな声では言えないけど、エランジェルイト国の貴族令嬢がこの地に売られたって聞いて来たのよ」

「なるほどね。それだと表には出てこないね」

「闇取引でも行われてるのか?」

「…実は今、違法な奴隷販売について調査してるんだ」

「私達が探している人に関係があるのかしら?」

「貴族令嬢は、奴隷になる事はまずないからね。僕が調査してる事に関係があると思う」

「それなら彼女()達も調査に協力致します」

「この国の問題だから、本当は頼まない方が良いんだけど、そうも言ってられない状況だ。3人にも協力をお願いするよ。それで報酬の話だけど…」

「報酬は無しで良い」



キャトスさんがそう言った。



「君は確か冒険者だろ?無報酬で良いのかい?」

「今回はな。逆の立場だったら、報酬を請求してるぐらいだ」

「私もそう思うわよ」

「どういう事?」

「行方不明の貴族令嬢は、アン・ビエラ…公爵令嬢様です」

「…あの縦ロール髪の娘か。…うん、そうだね。気持ちは分かるけど、流石がに無報酬は…」

「だから報酬はいらないって…」



報酬を出す出さないで揉めて話が進まないので、彼女(私)は提案した。



「では御食事の代金をお支払い頂けますか?」

リリス様は、違法な奴隷販売を行なっている集団のアジトと思われる場所にこれから向かうと言った。

因みに、商人ギルドにいた理由は、その場所にある建物の見取り図を商人ギルドに確認しに来ていたそうだ。

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