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夢の世界で侍女として生活する私  作者: Section chief
2章
19/97

10.文章って大切


昨日、あの魔道具専門店で魔石を沢山買った理由は、自分で魔道具を作ろうと思ったからである。


魔石は魔力を貯めておける石で、この世界では鉄や銅などといった鉱石と同じように、鉱山から採掘できる。


火属性は赤、水属性は青、雷属性は黄、といったように、貯めた魔力の属性によって、石の色が変わるという特性を持つ。魔力の量が多いほど色は濃くなる。

因みに魔力が貯まっていない空の状態は透明だ。

魔石の売買について、空の状態でないと売買してはならないという国際的な条約が存在する。だから売っているのは透明なものしかない。


彼女()は魔法が使えない。厳密には魔力操作が苦手なのだ。

冒険者ギルドへと行き、依頼を出す事にした。売買は禁止されているが、他者に依頼して魔力を入れて貰うのは禁止されてない。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

依頼主:ナナ・サリシュ

報酬:魔石一つにつき銅貨3枚


【未経験可】魔石に魔力を流す簡単なお仕事♪

魔石に指定された属性の魔力を入れていく単純作業です。


未経験可。

魔力操作が得意な方、複数の属性を使える方、大歓迎!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



元いた世界の黒い求人募集のような文言になっていたが、気にしてはいけない。


一日中待ったが、誰一人として受けるものはいなかった。こちらの世界の人達も警戒するような文言なのだろうか…

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