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夢の世界で侍女として生活する私  作者: Section chief
2章
16/101

7.大会参加者ではないので、問題はないです

「それで大会はどうなったのでしょうか?」

「大きい斧を背負ってた獣人の少女と、田舎の村人って顔をしたの影の薄い男のコンビが優勝したわ」

「予想が当たった…」

「まさか貴女、賭博(ギャンブル)やってたの?参加者なのに…」

彼女()は大会に参加してませんから」



本来、参加者は賭けに参加できないが、彼女()()()()()()()参加したのだから、ルール違反はしてない。


優勝するコンビのみを予想するというシンプルなものに、今までのお給金の殆ど(金貨1枚)を賭けた。なんとなくだが、田舎の村人顔が勝つような気がしたので、このコンビにした。


自分達に賭けなかった理由は、準決勝か決勝戦で棄権するよう王様から言われていたからである。

この辺りから魔法を反射する装備をしてる者が現れるだろう、と王様は予想していた。

3回戦目にそういった装備をしている者と当たってしまい、今回のようになってしまった。

もっと早い時点で当たる事も想定しておくべきだった。王様と彼女()の反省点である。



「…もう暫く休んでなさい。そうね…1週間は安静にしてなさい!これは命令よ」



1週間は仕事をさせて貰えない。

因みに、今まで休んでいた期間+1週間分の給金は頂けるそうだ。

彼女()は眠っていただけだから、お給金を頂く訳にはいかないと言いったが、姫様は「貴女は仕事をしていたわ」と言ってきた。

彼女は一度言い出したら聞かない性格なので受け取る事にした。休んでいた間のお給金は、姫様のために使おうと思う。

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