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夢の世界で侍女として生活する私  作者: Section chief
2章
12/96

3.言葉遣い

闘技大会当日



彼女()は姫様と全く同じ格好をし、姫様と共に王座の前にいる。



「姫様が二人じゃと⁉︎」



大臣が驚いている。



「うるさいわよ、大臣」

「それではお父様、行ってまいります」

「クリス、言葉遣いには気をつけるのじゃぞ」

「分かってるわよ」と姫様は言い、「わかりましたわ、お父様」と彼女()は言った。



「…瓜二つじゃし、声まで同じにするとはの」

「王様はどちらが本物の姫様か、おわかりなのですか?」

「勿論わかっておる」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「お父様のあの言葉は、あんたに言ったんじゃないの?」

「私と姫様に2人に言ったのだと思います」



彼女()に対しては、もう少し姫様の言葉遣いに近づけろって意味で、姫様に対しては、言葉遣いを直しなさいって意味で言ったのだろう。


彼女()の言葉遣いは丁寧すぎで、姫様の言葉遣いは少し乱暴だから、親しい人間にはバレる。

だから、王様のあの言葉は2人に言ったのものだと思った。

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