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夢の世界で侍女として生活する私  作者: Section chief
6章
103/103

10.メガネ型の魔道具

森にある洞窟の前に出た。彼女(私)メガネ型の魔道具をかけた。



「幾つものホースタイガーの群れがいます」



この魔道具は、周囲343mまでの情報を得る事ができる。似て非なる世界で誰かの日記に書かれていた能力(スキル)を元に試作してみた物だ。



ホースタイガーの群れを刺激しないように移動しながら、姫様は気になっている事を聞いた。



「お父様は、この世で敵に回したくない人間が2人いるって言ってたわ。1人はアズモディア国王って言ってたわよ」



アズモディア王には、魔族に対して有無を言わさず従えさせる能力(スキル)があると噂に聞いた事がある。



「リリス様、何故アズモディア王と共に逃げるような事に?」

「お父様は、能力(スキル)が使えなかったんだ」



能力(スキル)を無効化する能力(スキル)

彼女(私)の知る限りでは、存在しないはずだ。


エランジェルイト国の姫として活動している時に、歴史書などを読み漁っていたが、この手の能力(スキル)は書かれていなかった。

(公的な書物でありながら、民の噂話ですら書かれていた。能力(スキル)を無効化する能力(スキル)が存在していたとしたら、書かれていないなんておかしい)

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