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序章 夢の世界へ
ここ最近、私は夢をよく見る。
10代後半の女性で、王国の姫の侍女をやっている夢を。しかも次の日には、前の日に見た夢の続きを見る。
それと何故か、夢で見た事柄を鮮明に覚えている。いや、体験した事柄として記憶している、と言った方が正しいのかもしれない。
私は20代後半の男で、清掃業・飲食業で働いているフリーターだ。
まさか夢の中でも似たような仕事をしているとは…
さて、今日も仕事が終わったし、さっさと帰ってお風呂に入り食事をとって、彼女の物語を見るとしよう。