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あなたと夢見しこの百合の花  作者: 五月雨葉月
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??-②話 お勉強会

 姫奏と櫻井さんと一緒にお昼ごはんを食べて櫻井とお別れした後、わたしと姫奏は生徒会長室に戻ってきていた。


「今日はどうしたのかしら?」

「あの……宿題で分からないところがあって、教えてほしいの」

「ええ、もちろんいいわよ」


 恥ずかしながら、断トツで頭がイイ! という訳でもないわたしは、こうして時々姫奏に勉強を教えて貰っている。

 今年の卒業生の主席は確実だろうと言われている姫奏の教え方は、とても分かりやすく、丁寧で理解がし易い。

 それに、大好きな姫奏が親身になって教えてくれている、という状況だけで、やる気……というよりも、やらなくてはいけない気持ちが出てくるのでスルスルと頭に入ってくる。


「ほわぁ〜。疲れちゃった」

「そうね、二時間続けて勉強したら大変だもの。休みましょうか」

「本当に姫奏は教え方上手くて……今まで分からなかった所もすぐ分かっちゃう」

「そう? そう言って貰えると嬉しいわね」


 ふふふっ、と笑い合いお互いに見つめ合う。


「ちょっと……向こうの部屋で遊びましょうか」

「ふえっ!?」


 向こうの部屋、と言うのは生徒会長室に付属している秘密の部屋のことである。

 昔の生徒会長が恋人とイチャイチャするために作られた部屋。歴代の生徒会長は皆この部屋を始めとした秘密の部屋で楽しんでたという。


 元々それも楽しみにしていたとは言え、やっぱり直接言われると恥ずかしい。

 わたしは頬が赤くなるのを感じながら、こくり。と頷いた。


短編のつもりでしたので、とりあえずここで終わりです。

また別の話も書きたいな……。

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