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あなたと夢見しこの百合の花  作者: 五月雨葉月
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《23.デートの約束》

 最後の花火と言えば、やっぱり線香花火!

 と言うわけで、わたしは姫奏と向かい合ってしゃがんで、パチパチといういかにも夏らしい音を聞きながら、先っぽの火が弾けるのを見ていた。


「二人で花火というのも悪くないわね」

「そうでしょう? あ、でも今度市内の花火大会も一緒に行きましょうよ! 知ってます? 市の外れの山にある神社から見ると綺麗に見えるんですよ! 隠れた名所です」

「いいわね! 予定いれておくから、いつか教えてくれる?」

「はい、えっと――」


 あっさりデートの約束を交わせてしまった。


 もう少し交渉がいるかな、と思っていただけに拍子抜けしちゃったけど、姫奏とデートできる喜びの方が大きくて忘れちゃいました。


 そのあと私たちは花火のゴミを片付け、部屋に戻ると布団を一枚だけ敷き、一緒に入って眠りにつきました。


 隣り合わせでもいいけど、もっと姫奏を近くで感じていたいから……。と提案したら、きゅっ♪ と抱き締められて、ちゅっ♪ とキスをされました。

 私利私欲の提案だったのに、姫奏も同じことを考えていたみたいで嬉しかったです♪


 おやすみなさい……。


長い長い一日目、やっと終わりました!

次回から二日目、三日目と飛ばしていきます。

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