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センメンキ・ラヴ  作者: プリティーお魚
高校二年生
8/24

ほとほと悩まされます。

高校二年の夏、私は先輩に恋をした。そして、告白した。でも、よくわかんない。まぁ、そんなところだ。


気が付いたら好きになっていた。よくあることだと思う。私は、勇気を振り絞って先輩をカラオケに誘い出し、好きでもなんでもないカラオケを楽しみ、好き以外何物でもない先輩との会話を楽しんだ。

帰り道、私は

「先輩、付き合ってください」

ついに言った。夜、寝る前に5回くらい練習した甲斐があった。すると先輩は

「ま、まぁ」

まぁなんなのだ。まぁいいよ!なのか、まぁご縁がなかったですね!なのか。はっきりしてほしいが私は

「は、はぁ」

とこれまたはっきりしない返事をした。その後、何も会話をすることもなく家まで帰った。

風呂に入った。いつもよりぬるかった。だからいつもより10分長く入った。のぼせた。よし、と決め込んで豚饅頭に電話をかける。豚饅頭はワンコールで出た。

家を出た。豚饅頭の家に行った。よく分からぬまま近くの公園で全力で鬼ごっこをした。


気が付いたら12時を回っており、親から電話が来た。それは先輩が卒業した、という意味も持つ。卒業したんだ。


先輩、いろいろ楽しかったです。でも良いからさっさとお返事ください。待ってます。

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