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センメンキ・ラヴ  作者: プリティーお魚
大学一年生
17/24

この歳になると、

大学一年生。春。花粉で涙と鼻水がだらだらこぼれ、折角ダイガクデビュウで化粧を変えてみたのに落とされる。

新歓。上級生たちが血眼で未来のサークル員をハンティングしている。あまりの狂騒ぶりに折角あげていたテンションも落とされる。

そんな中、一つのサークルが目に付いた。


「弓道サークルあーちぇりー」


とんでもない矛盾をはらんだそのサークルの名前がすこし面白くて、そのサークルのブースに行くことにした。

ブースにいたのはメガネをかけた真面目そうな男性だ。私は声をかける。

「すみません、ちょっと興味があって」

その男性はビクッと動き、どこからかチラシを取り出す。

「ありがとう、で、で、早速だけど、説明を始めるねん」

ん?

「僕たちのサークルはがっちがちでもないんだけどん、」

ん??

「ちゃらちゃらしてるわけでもないから安心してほしいん」

おや???

「で、活動日は」

「あの」

「ん?」

「もしかして田村さんですか」

「え?うん」

「弟さんいらっしゃいますか?」

「え??う、うん」

「田村正毅くん」

「あれ?弟の知り合いかなん?」


なんと。田村正毅―サムスン君の兄にこんなことろで出会うとは。

しかも「ん」でわかるとは世の中変なこともあるものだ。

私は迷わず弓道サークルあーちぇりーに入ることにした。

さっきまで落ちていたテンションが少しだけ上がったん。

就活が始まってしまったため更新が遅くなります。

気長に待ってくださると幸いです。

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