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センメンキ・ラヴ  作者: プリティーお魚
高校三年生
16/24

成長していきます。

文化祭を無事何事もなく終え、汗水たらした高校生活は実質終わった。

この先は受験という名の“冬”が待ち受ける。私は特に行きたい大学が無かったので自分の今の偏差値で行けるまぁまぁのレベルの大学を志望することにした。

クラスの人間で同じ大学を受ける人はいるか探したら、残念なことに田中だか中田だか忘れたが溝口の金魚のフンが見つかった。

田中だか中田は話しかけてくる。

「よお直井さん。同じ大学受けるんだ、奇遇だね」

「災難の間違いじゃない?」

「前よりきつくなったなぁ。そういや件の先輩とは連絡取ってるの?」

阿呆のくせに記憶力がいいやつだ。

「いんや」

「早くしないと彼女できちまうぜ。もうできてるかもな」

「余計なお世話だよ」

フンと会話の投げ合いをしていると本体がひょっこり出てきた。

「溝口」

フンは嬉しそうに声をかける。

「よお田中。購買行こうぜ」

フンは素直に立ち上がる。溝口は私のことをちらっと見て、

「ああ、あのビッチの友達か」

そう呟いて購買の方へ去っていった。

ここで暴れたら豚饅頭が悲しむ。そう思った私は何も手を出さないことにした。


...

..

.


月日は経ち三月。私は見事第一志望に合格した。(フンも)

豚饅頭は見事ニートになった。いや、アルバイトはしているのでフリーターか。


高校生活はまぁまぁ楽しかったが悲しいこともたくさんあった。大学ではどうなるのか。少しだけわくわくしたため、豚饅頭が働いている喫茶店へ行くことにした。

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