EP-04:黒と銀の悪夢
月山さんに泊めて貰い
一日が経過
しばらくは妹共々長旅で疲れてるから休んでおいてくれと言われ
お言葉に甘えてそうさせて貰う事に
「だからってさ…公園で子守する必要あるの!?」
「良いじゃないですか、好多くんも楽しそうですし!」
「たのしーよー!ピンクのおねーちゃんもあそぼー!」
言われるまま無理矢理エリも遊ぶ事に
午後3時頃
ケンさんから通信が入る
エヴィリゴンのいるだいたいの位置が確認できたとのこと
それを知り、急いで軍の基地に行こうとした
その時、突然回線が悪くなった
同時に周囲に違和感を感じた
もの凄い電磁波が周囲を取り巻いている
そして
上空から一機のエヴィリゴンが降ってきた
着地し、仁王立ちするそのエヴィリゴンからは
何とも言えない
「恐ろしさ」
のようなモノを感じた
「エリ…気をつけて…ヤツは強いですよ…!」
「ええ…わかってる…!」
好多を物陰に隠れさせる
会話を終えると同時に私は敵の背後を取ろうとした
が、目からレーザー光線を発射
足止めされてしまう
何という速さ
すかさず二人で射撃
連射する私たち
相手は腹部からメーサー砲の様なモノを出し
バリアを展開した
全て防がれてしまった
相手の手の先が割れ
ミサイルが発射される
肩からはレーザー
目からのビーム
メーサーからの砲撃
私が覚えているのは
確かそれくらいで
その後目を覚ましたのは
防衛軍基地の病室だった
~続く~