表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
まぁ、仲が良いのが一番です。  作者: 優しい闇
8/28

レストランを手伝うという話。その2

翌日、俺たち『願え!俺たちは無敵!』のメンバーは超有名レストラン〜AMAMACHI〜に向かっている。というより、着いているのだが……

「何で入らねぇの?」と雷が不思議そうに見てくる。

そう、俺たちは高級レストランなんてお初なのだ。つまり、緊張しているのだ。

「「「………。」」」女子三人は三十分ほど前からずっとこの状態。俺は緊張しつつも、

「行こうぜ?」とか言っているのだが、ピクリとも動かない。そのとき後ろから「何してんの?」と声が聞こえた。

振り向くと、よく知っている顔が。

雷の父さんだ。

「早く入れよ!」という雷の父さんの言葉で女子どもはやっと動いた。


レストランの中はかなりいい匂いがした。

机の上にある料理を指して、雷の父さんは言った。

「昼飯まだだろ?食え食え!」

「「「いただきますっ!!!」」」

女子三人はハモった。

女子ってのはなぜ食べ物に弱いのだろうか。

「太りたくない」くせに食べる食べる。

普段静かな永海なんかは、もうデザートに突入してる。早い早い。

俺と雷に出来ることは苦笑だけだね。

「「いただきます。」」俺と雷も食べ始めることにした。遅いと、女というブラックホールに俺たちのご飯も吸い込まれてしまう気がしたから。

「「うまーっ!!」」俺と雷は言った。

雷の父さんはカウンターの奥で満足そうに笑っていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ