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まぁ、仲が良いのが一番です。  作者: 優しい闇
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五人は永遠に。

今は部室にいる。もちろん五人揃ってだ。

仕切っているのは意外にも咲だ。

「それじゃあ……せーのっ!」

「「「「「一年間おつかれ!」」」」」

「それと、もう一つ。 せーのっ!」

「「「「雷、退院おめでとう!」」」」

雷は恥ずかしそうに頭をかき、こう言った。

「うん! すまん。 心配かけて!」

一拍置いて、こう続ける。

「もう大丈夫だから! お前らが助かって良かったよ。」

お前らとは、もちろん咲、夢、永海のことだ。

「雷……変わらないね。 じゃあ、乾杯!」

俺たち五人は紙コップで五人同時に乾杯する。

カキンッ!と、いい音はもちろん鳴らないが。


ここで、俺は話をきりだす。

「一年て、早いもんだよなー!」

「うん! でも、今年は充実してたと思うぜ?」

「そうね。 バンドをやって……」

「雷んとこのレストランも手伝ったよね!」

「旅行も行ったよねー!」

「ゲームに熱中したり…………」

「連れ去られた姫を助けたりな!」


確かに今年はいろいろあった。

主にさっきみんなが言ったことだが、それ以上に俺は得たものがあると思う。

はっきり言うが…………友情だ。

以前より確実に絆が深まっている。

「優? どうかしたのかしら?」

「いや、何でもないぜ?」

「そう? 何かあったら言ってね?」

これだ。最近、妙に永海が絡んでくる。

まさか……俺に恋してんのか?

とか、たまには妄想してみたりもするのだ。

残り少ないお菓子の並んだ机の向こう側では雷が咲と夢の相手をしている。

雷も俺に似たような妄想をしているのだろう。


「あ! 下校の時間…………」

咲の声と共に、他の四人は帰る準備をする。

「みんなー! 忘れ物ないよね?」

「「「「大丈夫!」」」」

「じゃあ、閉めまーす!」


卒業するわけじゃない。

もちろん、春休みがあければまた会える。

でも、いつも一緒にいる仲間と少しの間でも会えないのはさみしいよな。

新学期になったら、俺たちは中学二年になる。

後輩とかが入部してくるのだろうか。

新しい仲間が増えるのだろうか。

恋とかも……するのだろうか。

「じゃあみんな! 新学期もバカ騒ぎしような!」

「もちろんだぜ! 勇者Aよ!」

「当たり前よ。 リーダーさん。」

「うーん! みんなで先生に怒られよう!」

「私は同じ家だけど……もちろん!」


そして俺たちは五人同時に門から外へ出た。

この絆が消えることは絶対に無いだろう。

なぜなら俺たち五人は…………


ーーーー願う限り、無敵なのだから。

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