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まぁ、仲が良いのが一番です。  作者: 優しい闇
19/28

ゲームをするという話。その4

おばちゃんに勝ち、装備やレベルも一人前。

あれからは行き詰まることも無く、たんたんと進んだ。

【RAIは隠し階段を発見した!】

「「うおっしゃー!!キター!」」

部室にいるのは、俺と雷だけ。

女子三人組は無言でどこかへ去った。

なぜ素晴らしいRPG……もといクソゲーは男子しかハマらないのだろうか。不思議だ。

「雷。階段を下るぞ。いいか?」

「よし!いっけー!!」

「おらぁ!!」

ザッザッザッという効果音と共に、画面が切り替わる。

「でたぁー!ラスボスだー!」

「うわ!ヤッベー!何かヤッベー!」


『よく来たな導かれし勇者よ。我は魔王。

この世界を悪でまとめる者だ。

勇者よ。お前は我を敵とし、倒しにきたのか?』

【→はい いいえ】


「装備大丈夫だよな?」

「うん。さっき確認しただろ。」

「はい、で決定するぞ?」

「おう!押せぇぇぇぇ!」

(ここからはゲーム内でお伝えします。)


『そうか。なら我も全力で立ち向かおう。』

【魔王グンファリアンが現れた!】


因みにグンファリアンはかなりごつい。

全体的にモンスターではなく、人型だ。

黒銀の兜の目元には、紫の光が妖しく光っている。

胴部分にも兜と同じ黒銀の鎧を装備している。

背中には、炎の翼がある。

まさしく、炎が翼をかたどっている。

手には紫のロングソードを握っている。

「よし!いくぞ!」


【RAIは暴走玉を使い、攻防がかなりあがった!】

【グンファリアンは剣を素早く突き出した!】

【RAIに250ダメージ!】

【RAIは謎のランチャーを装備した!】

謎のランチャーとは、ゲーム内最強の武器だ。

【RAIは謎のランチャーを解き放った!】

【グンファリアンの周りを稲妻が包む!】

【グンファリアンに20000ダメージ!】

【グンファリアンを倒した!】

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