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第一話

この物語は、ある殺戮者が依頼の最中に、ある少女と出会いで変わっていき、英雄の1人になるはなしである。では皆さん物語を始めて行きましょ。



ここは東の大陸の町の1つ「ミグルの町」である、この町は王都から離れているが平和な町だった。もちろん平和と言っても危ない人間は居る、変態も居れば、詐欺しや盗賊そして殺し屋など様々な人がいる。そして、ここはとある酒場に1人の男が酒を飲んでいた。


この男の名は、「アルク・ヴルスタイン」剣と魔法を使う魔法剣士の凄腕の殺し屋である。


「マスター!もっと強い酒をくれ!!」


「何が強い酒だ!!もうかなり酔ってるじゃないか!!ガキは帰って寝ろ!!ガハハハハ!!」


マスターと呼ばれ、豪快に笑う男の名は「トム・ウィンクス」この酒場の店主である。


「オレは二十歳だ!!ガキじゃあねぇ!!」


「何を言ってやがる!!オレからしたら、二十歳はガキだよ!ガハハハハ!!」


確かに63歳のトムにしては、二十歳はまだまだ子供と同じだった。


「もう良いよ…何時も来るたびに、同じ事を言われるから、聞きあきたよ」


確かに毎回飲みに来るたびに、同じ事を言われると

誰だって疲れてしまう。


「ほらよ!そこそこ強い酒だ!!」


「サンキュー♪でもよ本当にマスターは昔、凄腕の冒険者だったのかよ?」


「本当だよ!20年前に引退したがな!!ガハハハハ」


そう、トムは昔は凄腕の冒険者だった。だがアルクは全く信じていなかった。


「全く信じられねぇよ…」


「何を言ってやがる!ギルドじゃあ、有名だったんだよ!」


「それより、お前も、そろそろギルドに入ったらどうだ?何時までも、オレから裏の仕事ばかりうけてねぇでよ」


トムは酒を出しながら真面目な顔で、話しだしたが

アルクは酒を貰いながら、興味が無さそうに答た。


「ヤダね…ギルドなんて興味ねぇよ、しょせん護衛や薬草とかの採取の仕事ばかりだろ、オレは殺しを楽しみたいんだよ…」


「確かに、ギルドの依頼は護衛や採取の仕事とかあるが、魔物や盗賊の討伐等の依頼もあるんだぞ」


「そうなのか?でも、弱い奴ばかりの集まりには興味ねぇよ」


「何を言ってやがる、討伐依頼はもちろんだが、護衛や採取の仕事も常に死と隣り合わせなんだ、だから自然と力が付いて来る、世界中にはお前より強い奴は何人も居る」


そうだった、アルクは勘違いしているが、どんな依頼も死と隣り合わせなのだ、ましてや魔物の討伐に至ってはドラゴン等の討伐依頼もある。


「どうだか…でもギルドの連中は、オレの仕事の邪魔してムカつくから、絶対に入らねぇ!!」


「邪魔?あぁ…裏の仕事の時に良く会う、冒険者のパーティーの事か」


「そうだよ!何回も返り討ちにしても、懲りない連中だよ…そろそろウザイから殺しちまいそうだ!」


「出来るのか?依頼の対象意外に殺しをしない、お前が!ガハハハハ!!」


そう、アルクは仕事の依頼の対象意外は殺したりしないのだ、だがなぜ凄腕の殺し屋とアルクが言われているのか、それは・・・


「依頼の対象意外でも、邪魔する奴は女や子供でも容赦なく殺す!依頼を成功させる為ならなんでもする!」


「・・・」


アルクから、殺気が出ているにも関わらずトムは何も言わずにただ聞くだけだった、まるで殺気など恐れるにたらないと言う感じに。


「だが、仕事以外やオレの邪魔をしなければ…殺したりはしない・・・例え子供の頃に親から虐待を受けていてもな」


「そうか・・・じゃあ、その凄腕の殺し屋のアルク様に依頼があるんだが、受けるか?」


「へぇ…どんな依頼なんだよ、ちゃんと殺しが出来きて、報酬もいいんだろうなぁ」


「今回の依頼は長期的な護衛と、暗殺のいらいだぞうけるか?」


「護衛だと?だが殺しが出来るなら受ける、内容を聞かせてくれ」


アルクは、護衛と聞いて断ろうと思ったが、暗殺の言葉を聞いて、興味が出てきたようだ。


「わかった、内容は・・・アーカパ村に住むトワレット婦人の屋敷に住む、母子の暗殺からの護衛と暗殺に来た者を殺すと言う内容だ」


「出来れば、なぜ狙われてるかを調べて欲しいそうだ、お前が今まで受けた事のない依頼だな、依頼を受けてくれるんだな?」


トムが再度確認する、アルクは再び考えたが依頼を受ける事にした。


「たまには、気まぐれもいいだろ、殺しもできるしな、その依頼このアルク・ヴルスタインが引き受けた!」


「引き受けてくれて良かったよ、依頼主にはすでに連絡しちまってたからな!ガハハハハ!!」


「!!!マスター!なんだと!テメェ最初からオレに行かせる気だったのか!」


トムの話を聞いて、怒鳴りながら抗議したが、


「仲介料が高かったんだよ!たまにはオレに儲けさせろよ!それより、頼んだぞアルク!」


「何時も仲介料を、ぼったぐるくせに!良く言う!

ったく…了解だ、任せとけよ!どのくらいの期間か分からないけどな」


呆れたような、怒ったように言うような、感じてアルクが店の出入り口に向かって行く後ろ姿にトムは聞こえないような小声で言った。


(この依頼で何かを、守る事の大切さを分かってくれる事を願ってるぞ)


アルクはまだ知らなかった、この依頼で自分の運命を大きく変える出会いがあるとは、そして何かを守る事の大切さを知るとは


「あぁ…アルクの奴から酒代もらうの…わすれちったよ…」


そして、仲介料に目がくらんで酒代を損するトムであった。


皆さんの作品を読んで、面白かったので初めてですが、自分も小説を投稿して見たくなりました!これから頑張って書いて行きますので、アドバイスを貰えたら嬉しいです。

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