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作者: h

私はここにいるから

まだ生きているから

言葉にする

文字は簡単に嘘をつける

知っているけれどそれでも

あなたに届いたら素敵だと思った

たったひとりがもしも足を止めるなら

魂だって曝け出そうと思う


私を見て

文字を読んで

心を知って

どうでもいいって言わないで

だって、生きてきたの

私は生きてきたんだよ


鯨が泳いでいて

私はゆっくりと眠る

愛しい存在はいなくなって

それでも私は知っている

車の窓

追いかけてくる月

もう会えない人

明日には忘れる痛みを

ぎゅっと抱いていたこと


強く強く願っていた

それはきっと報われて

ずっと私は幸せだった!

私はまだここにいる

私はまだ生きている

言葉にする

本当も嘘もごちゃ混ぜ

私の魂の色は青だったら良い

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