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まずはつらつら

前書き


日本語は、主語や接続詞の使い方で意味も変わるし、単語自体の誤用や、複数の意味を持つ単語もあったりします。


こちらは、私自身が引っかかった単語や使い方の覚え書きのようなものです。エッセイっていうのも弱いけど、気にしないことにする。

※私が混乱するものも、後から脳内変換してスルーしちゃうので、他方では誤字報告は基本していません。


分類もぼちぼちおいおいやっていきます。



【単語の意味/多義語、多義語化】

■同情する

ニュアンスとして、「あわれみ」と「思いやり」の2つの意味を持つと思う。


基本、対等な関係では発生しない、相手が肉体的や精神的に弱っているなど含め、弱者に対して上位者が行うもの。(守ってあげたい。というのも、厳密にいうと対等じゃない状態/保護と被保護の関係)


私の中では、第三者や関わりが薄い人が同情すると、あわれみ感が強くなります。言う人の愛情の差で受け取り方が変わりそう。

あと、「同情するなら、金をくれ!」っていうように、言われる側の心情でも変わりそう。


憐れんでなんてないよ!っていう方は一般的には「同調する」か「共感する」にあたると思います。(話がずれそうなので、別項目作ろう。一般的な使い方と専門用語だとまた意味が違ってくるんだ)



■肩を竦める

ニュアンスとして、「呆れる(アメリカンなお手上げ的なリアクション)」と「ビクつく、怯える」の2つの意味を持つと思う。


私の中では、アメリカンサインが先行し、物語の中で突然、「やれやれ」って変換されてびっくりする ┐(´д`)┌ヤレヤレ



■目を細める

付与する感情属性で意味が変わる単語。喜怒哀楽疑眩の全部イケる。リアクション薄いキャラは細めがち。書く側だとすごい便利。

ただ、読む側としては、どんなふうに細めたかの修飾語がないと分からない場合も。

一人称視点でも背後霊三人称視点でも、補足がほしい!




【誤用?】

■「とんでもございません」

紐づけられる意味が増えた気がします。

本来は、「とんでもないことです、とんでものうございます」っていう、自分の立場や行動を謙る形で謙遜する言葉のはず。

とんでもないの「ない」は否定の意味じゃなかった気がする。うろ覚え。


「とんでもございません」は、そんなことないですよ!っていう、話し手の他者への説や気遣いをやんわり丁寧に退ける言葉としても使われてる気がする。



■「お座りください」

「座ってくれ」の丁寧語、ですかね。

これはたぶん好みの問題? かもですが、物語の中で、ホスト側、持て成す側が客人に使うところを見かけるんです。執事さんやメイドさんなど。


「お掛けください」という、キャラが増えると嬉しいな。という願望。

見かけたときは、心の中で硬い握手を交わすよ!


私の中では、◯ごめ様のセリフが出てくる(╹▽╹)オスワリ!



■「お食べください」

「食べてくれ」の丁寧語。

「お召し上がりください」だと嬉しいな。


あと、いい感じの落ち着いた女性からはぜひ「お上がりなさい」と言われたい。



■「合致」

一致の複合型として使われることが多くなった気がする。「複数の項目全てに一致」を一言にしようとしてるのかな?


合致の意味は「論理的に一致すること」のはずなので、個人的に使い所は少ない印象です。私が演算子の論理的という意味に囚われすぎてるのかな?



【使われ方と意味の齟齬(そご)?】

■対象を当てはめない時に使われる「〜以下」

例:「猿でも反省できるのに、反省しないなんて猿以下だ」


「以下」は「以上」の反対の意味です。「○○以上」は「○○」の値が含まれる。

同じように、「○○以下」にも「○○」の値が含まれる。

例では、反省できている猿を使って、反省できない相手と比較して指摘をしたいのに、できてる猿を含めてる。

相手に対して優しいな。思い遣り(*´ω`*)


相手の価値を落としたいなら、「未満」の方がより効果的かと思います。これも私が演算子の以下という意味に囚われすぎてるのかな?



もし、「以下」を使うなら、貶める対象を「○○」に使うと良いのかな?

例:(魔力持ちの貴族の立ち場で、魔力を持たない平民を見下している前提で、相手を下だと言いたい時)

「こんなこともできないなど、魔力のない平民以下だ」


ただ、その場合は、敢えて「以下」という単語を使う必要もないから、やっぱり思い遣りだと思う(*´ω`*)


私が書くとこうなるな例:「こんなこともできないなど、魔力のない平民にも満たない」

とか

「こんなこともできないなど、魔力のない平民にも劣る」




■主観的に使われる「読者」「○○民」

この使われ方は、基本的に一対多の多に属する側が発言されてる時に使われると、混乱したり違和感を持ったりする。


「読者」でいうと、『作者(一)対読者(多)』という形。

その形で、「読者」側が一人称として「読者」を使っていると、同じ「読者」側である私はその感想を持っていないときに、違和感を持つ。

『え、そんな感想を「読者」の私は持ってないよ?』って。

「読者」の意見として、一人や少数の意見が代表意見みたいに見える。


個人的に、一人称として使うときは「一人の読者」「いち○○民」と書いてあると嬉しい。


※感想欄が公開されてる小説や漫画はコメント欄まで見ちゃうタイプなのです。色んな方のものの見方が見えて好きなのです。ゴメンネ!




【文節】

■「〜なく、」

例:誰もいなく、困った

例:何もできなく、悔しくなった


砕けた文構成で見かける。「〜ず」って使うと、粗方解決する。「〜ず」だと、堅苦しく感じるのかしら?


ただ、最近は「誰もいず」っていうのも見かける。「()らず」ってすると解決するよ!






思考に引っかかったら、また更新します〜

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