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Me too.【春の詩企画】

作者: 雪つむじ

梅の花が咲き誇っても

桜の花には

まだ遠い


窓の外を覗いてみても

二人の出会いは近いようで

まだ遠く

まだまだ遠く

出会うことはないだろう


淡い白が

やがて茶色くくすむ様に

世界は

嫌な色に染まっていて


その空は

涙を流すほどに霞んで見えて

かきむしるほど

厚ぼったく腫れたまぶたが

この場所にいるべきなのか

そんな不安を持ってくる


声を出そうとしても

喉はカラカラで

深呼吸をしてみようにも

息を吸うほどにむせ込んでしまう


涙を流すふりをして

ぽとんとおとした目薬で

すべてを洗い流せればいいのに

少し、直接的過ぎた気がします。

あまり”春だ、春だ”と言わずに表現できないのは勉強不足ですね。

どうも、勤め先が変わってから調子が悪いので、花粉症デビューかもしれないのです。

つらいですね、花粉症って。

そんな内容です。


本作は「春の詩企画」参加作品です。

企画の概要については下記URLをご覧ください。

https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1423845/blogkey/2230859/(志茂塚ゆり活動報告)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 企画ご参加ありがとうございます。 春は体調を崩しやすい季節ですね。 進級進学や入社、異動などといった環境の変化が、妙な不安感や焦燥感をあおることもあります。 そういった「浮かれるだけでは済…
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