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剣物斬~けんもちざん~  作者: 抹茶んちゃん
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出会いそして契約

目が覚めた時には何故か腕が縛られていて口も封じられている意識も朦朧としているため自分が今なぜこのような状況にあるかは分からない。

だが目の前には衝撃的な光景があった。自分だけでなく老若男女問わず計50人ほどの人が捕まっていた。あまりの衝撃に言葉も出ない。いや、言葉は口封じされてる時点ででないんだが。。。 そんなことより自分の置かれている状況、なぜこれだけの人を拉致ったのか分からないことが多すぎる。

ガタン!とこの乗り物が大きく揺れた。痛い。小さな小窓の様なものがあった。

「これがなんの乗り物か確かめなきゃ」

そうして外を見た時絶望した、空に浮いているからだ、せめて周りの人達を起こそう、そう決めて行動に移したが誰ひとり起きないいや、正確には起きれないのだろうか?とても苦しんでいるように見える。だが自分には何も出来ない。とても無力だ。

過去に一度だけ願ったことはあるこの世界の戦争を止めてやる、、、と。だがそれがどうだ、自分は目の前にいる人ひとりも助けれないそれどころか恐怖に負けて今にも倒れ込みそうになる。 いや、実際はもう折れているのだろう。なぜなら体が一切動かない。「これからどうなるんだろう、、、死にたく…ない…」ただ願った神なんていないとずっと思っていた自分だがこの瞬間、今だけは神様に願わずにいられなかった。だが何も起きない。当然だ。そんな絵空事は起きるはずない。諦めをつけ小さな小窓から月を眺めていた。とても綺麗な黄金色をしていた。その中に少し青く輝くものを見た。 初めて見る光なはずなのにこんな所に青く光るものなんておかしいのに思わずこう思ってしまった「綺麗だ」とするといきなり視界がぼやけた目を開けると何故か拘束具も取れていて体は自由の身になっていた、理由はわからない。いろいろと思うことはあったがそれをすべてかき消す光景が目の前にあった。さっきの光だ。「助かりたい?これから辛くても生きたい?」いきなりのことにとても困惑した。なぜ、光が喋ってるのか なぜ、光が今の僕の現状を知っているのか なぜ、こんな質問をしてきたのか。光はまた同じ質問をしてきた。僕はとても焦り質問を無視して思っていたことを全部言った。そうしたら「・・・ないよ、みんな・ろう・」聞こえなかった。でもとても穏やかな声だった、そしてまた最初の質問をしてきた。「助かりたい?これから辛くても生きたい?」本能が告げたこれを断れば恐らくこの先自分の未来はない、それにこの光に色々と聞きたいことがあった。決意した。「全て受け入れるだから、力を!ここにいるみんなを助けて自分も助かる力をくれ!」我ながら何を言ってるのだろう。光はなんか笑ってるように見えた。

「でわ、契約します、我、精霊:剣座ヒカリら貴方を契約者とし、ここに剣持斬の契約を果たす!」だめだ脳が追いつかない精霊?剣座?契約者?剣持斬?何もわからない。ただ、一つだけ分かったことがある自分の手には一つの剣が握られていた。これはこれからもとても大変なことになるだろうという事だ。

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