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7人の勇者  作者: 黒猫神
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第一回 「始まり」

ここは、地球から最も離れた星、「コーヤコーヤ星 」。その星の人たちの何人かには謎の力があると言われている。そして、今から話すことはその星のアラビスタと言う小さな村で起きたことである。

盗賊A「てめぇら、金になるようなもん持ってんならさっさとだしやがれ、さもないと・・・」ダダダッ

村中で銃声が鳴り響く。正直言うとうるさい。と言いたいのだが、そんな気分ではなかった。今回に限っても不幸と言うものは押し寄せてくるものか。

村長「申し訳ないが、この村にそんなものはないのです・・・どうにかこの村を荒らさないでくれ。」

盗賊B「何ほざいてやがんだ、このくそジジィ!」ドンッ!!

村長「うわっ!」

村の人たち「村長さん!!?」

村人D「くそ!!好き勝手にやりやがってぇー。」

盗賊B「っ!誰だ!!今悪口言った野郎、出てきやがれ!」

盗賊C「お前か!!」

村人C「い、いえ、私じゃないです!」

あーあ、盗賊怒らせやがって、面倒くさくなるだろーが。

盗賊C「お前か!!」

村人D「いや、僕じゃないです!!」

盗賊A「おい、このくそジジィを殺されたくなけりゃあ、さっさと出て来い!!」

村長「すまない、みんな。」

村の人たち「村長!!?」

村人A「くそ、よくも村長を人質に・・・」

盗賊A「ほら、さっさと出てきやがれ、さもないとこのくそジジィを殺すぞ!!」

村人D「くそ、村長を人質に取られちゃあ、出るしか・・・」

???「すみませーん。言ったのは俺でーす。」

盗賊A「ふん、お前か。」

村の人たち「カイト!?」

盗賊C「へー、お前、カイトって呼ぶんだー。」

盗賊B「残念だねぇー、まだそんな若さで死んじまうなんてよぉー。」

カイト「・・・」

盗賊A「無言か・・・、まぁー、いい。俺らを侮辱した罪、あの世で償いな。死ねっ!!」バンッ!!

村の人たちは、そんな姿を見たくなかったのか、全員が目を逸らした。

バタッ・・・。

村の人たちが見た瞬間、地面には血が流れて来ていた・・・

村人の人たち「キャァァ!!」

村人A「嫌だァ、死にたくない!!」

盗賊A「うるさい!!俺に悪口言ったりしたのが悪いんだ。さぁ、さっさと金になるような物持ってきやがれ!」

村人D「そ、そんなこと言っても、そんなものはどこにも・・・」

バンッ!

村人D「ヒィーっ!」

盗賊B「いいから黙って持って来い。」

盗賊A「にしても、このカイトってやつ、たいしたことなかったな。」

盗賊B「最後にこいつの首持っていくとするか。」

盗賊A「いや、今のうちに切っておこうぜ。」

盗賊B「おう。」

それで、盗賊Bはそいつの顔を持ち上げた。その瞬間・・・

盗賊B「うわっ!」

盗賊A「どうしたっ!?」

盗賊B「こ、こいつ、カイトじゃねぇー。」

盗賊A「こいつは盗賊Cじゃねぇーか。」

村人B「え!?」

村人A「まさか、生きているの!?」

盗賊B「くそ、どこ行きやがった!!」

盗賊A「おい!盗賊B、お前のうしろに!」

盗賊B「どうしたんだ、盗賊A!!」

盗賊A「お前のうしろにカイトがい・・・」

グサッ!

盗賊B「ぶはっ!く、くそ・・・、こんなところで・・・」バタッ

盗賊A「な、なんでお前が生きている!!」

カイト「ふん、そんなこという必要ないだろ、これから死ぬ相手によぉー。」

盗賊A「くそっ!!死ねっ!!」

盗賊Aは錯乱して、銃を色んな方向にうち始めた。

カイト「おいおい、そんなことしたらあぶないだろぉ。」

盗賊A「うるせぇ、お前に指図される筋合いはねぇーっ!!よくも仲間をっ!!」ダダダッ!

カイトはそれを全てよけていた。

盗賊A「くそっ!!何故当たらんっ!!」

村人A「いいぞっ!カイト!」

盗賊A「くそっ!!死ねぇっ!!」

そして、盗賊がカイトのいた方向に向けた瞬間

カイト「ふん、やっぱりその程度か・・・」

盗賊A「い、いつの間にうしろに!」

カイト「遅いからだ。」

盗賊A「くそぉー!」

そうして、後ろを振り向こうとした瞬間・・・

グサッ!

カイトは自分の持ってた剣でそいつを思いっきり突き刺した。

盗賊A「く、くそぉ・・・。」バタッ。

村の人たち「や、やったぁー!!」

村の人たち「ありがとう!カイト君!」

村長「助けていただいてありがとうございます。」

カイト「い、いや、そんなたいしたことはしてないですから」

村長「いえ、あなたはこの村の人たちを助けてくれた英雄です。」

カイト「そ、それほどでもない、かな。」

村長「出来ればこれを持っていってください。少なくともわたし達からのお礼です。」

そうして、村長から20万ゼル貰った。

カイト「こ、こんなに貰えないよ。」

村長「いえ、貰ってください。わたし達からのお礼の気持ちと思って。」

カイト「でも、こんなに・・・。ここあまり金がないんだろ。」

村長「お気にせず、受け取ってください。」

カイト「は、はい。」

村長「そして、貴方に1つ頼みたいことがあります。」

カイト「は、はい、なんでしょう?」

村長「どうにか、あの魔王を倒してください!!」

カイト「魔王!?」

村長「はい。」

カイト「魔王なんているのか。」

村長「はい、います。昔はここは裕福であったのですが、魔王のせいでこの村は破壊され、治すのに高額になってしまい、こんなことになってあるのです。」

カイト「そ、そうなんですか。」

村長「だ、だから、魔王倒してください!!貴方が唯一の希望なんです!!お願いします」

村の人たち「お願いします!!」

カイト!「・・・うん、分かった。そのお願い承った!」

村長「それでは、お願いしましたぞー。」

カイト「おう!」

村の人たち「ありがとうございます!!」

カイト「分かった、そ、それじゃ行ってくる」

村の人たち「行ってらっしゃい」

そうして、カイトの物語で始まった。

To be continued


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