表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

78/103

78:ダチョウと普段は別人



「あ、あのぉ、デレちゃんさま? エウラリアお姉さ……、叔母さん全然怪しい人じゃないですよ? ほ、ほら! 貴女のママの妹なんですし! だからほんのちょっとだけ、ごめんなさいさせて……」


「ちやう! おまえきらい! あっちいけ! いけー!」

「きらいー!」

「うんちー!」


「うぐッ! ……で、でもこういうのもっ!」



こらそこ、うんちなんて言わない。どこで覚えてきた。あと自称妹よ、子供でそういうことし始めたら追い出すって言ったよな? うん? もしかしてもう忘れたか? 『あ、ほんと、ほんとごめんなさい。』うん、なら良し。とりあえず頑張って信頼獲得してみな。みんな悪い子じゃないからさ。


デレたちと何とかコミュニケーションを成功させようと躍起になる変態……、っと失礼。エウラリアこと『不死』のエウちゃんを眺めながら、日課の魔法の修練を進めていく。アメリアさんから適宜指摘された点を修正していく、って感じなんだけどそのせいでアメリアさんを独占しちゃう形になるんだよね。


だから暇になるデレと、多分こっちで面倒を見ないといけなくなるだろう変態を組ませてみたんだけど……。



「噛みついてないだけまだいいけど、無茶苦茶嫌われてるね……。」


「そうね。っと、また魔力操作ブレてるわよ。」


「っとと、失礼。」



まだ何かしながらの精密操作となると、やっぱりブレちゃうよね。気を付けないと。


にしても、一番賢くて群れの中での影響力も強いデレと仲良くなればまだ何とかなるか、と思ってたけど……、その最初の関門が結構難しそうだな。いつの間にか他の子も集まってデレと一緒に口撃してるし。



(一応デレに大丈夫そうか聞いてみて、頑張ってみるっていう返答を貰ったんだけど……。)



やっぱり目の前にするとイヤイヤが勝つようだ。


この前の模擬戦によって、おそらくエウラリアの体は私の魔力が根付いた状態だと考えられる。子供たちからすればなんかよく解らない存在から私の匂いがして嫌だし、なんか親しそうにしてるのも嫌。でも噛みついたり食べちゃうのはママに攻撃してるみたいでもっと嫌。


思いっきり泣いてぐっすり寝たおかげで『私とエウラリアが殺し合いにしか見えない模擬戦をしていた』っていう記憶が吹き飛んだ子もいるにはいるんだけど……。



(デレは覚えているっぽいし、難しそう。)



エウラリア、『不死』のエウちゃん。私の妹を名乗る彼女。その性格や性癖は面倒だし色々アウトなのだが、能力と言う一点を見れば非常に有能。自他ともに『不死』を付与できるという能力は味方としてみればこれ以上ないほどのもので、同時に敵になれば厄介極まりない。


まぁとにかく、子供たちに危害を加えられること、より正確に言うとすれば子供たちを殺されることに強い恐怖を覚えている私からすれば、飛び上がって喜ぶレベルの人材なんだけど……。



(色々なぁ。)



まずかなりの変態、ド級のM。ドMちゃんだ。肉体的苦痛・精神的苦痛の両者に性的興奮を覚える存在。『不死』という性質も合わさり喜びながら突撃してくるという凶悪な性能をしていらっしゃる。そして何を勘違いしたのか、私を姉と慕い始めた。


これだけならまぁまだいい(よくない)のだが、もっと悪いことに私の記憶の一部をコイツは引き抜いている。私しか知らないような事や、前世の記憶の一部だったり、いくつか共有できていない事項もあったが、私の記憶のほとんどをこいつが所有していて、その全てを都合のいいように改変していたのだ。


もう恐怖しかない。



(政治的にも、戦力的にも、情報漏洩的にも、私の心情的にも、コイツを追い出すという選択肢は取れなくなった。)



だったらもう本人の希望通り"妹"として、家族として受け入れた方がいいよね、っていう話になるんだけど……。



「駄目かなぁ。」


「かなり嫌われちゃっているものね。……まぁアレを見せられれば気持ちも解るけれど。」


「実利を見れば仲良くしてほしいけど、教育って面からすれば近づいて欲しくもないのがねぇ。」



子供たちからの評判は地の底、下がり過ぎてマントルぶち抜くぐらいには酷い。基本的に自分たち以外の存在には攻撃してこない限り無関心でいることの多い子供たちが、視界に入った瞬間威嚇を始めるのだ。デレなんか最近覚えた言葉とかを巧みに使って着実に精神にダメージを与えている。まぁそれもエウラリアにとってはご褒美なんだろうけど……。


幼女王、ルチヤの時はちょっとデレが拗ねる程度で済んだ。まぁアレは私が受け入れた、ってのもあったし、今よりももうちょっとおつむが弱かった頃の時期の話。『新しいのが入ってきた!』というよりも『なんか増えた!』だとか『さいしょからいたっけ?』とかそういうタイプだろう。


エウちゃんがもし私の魔力とかを手に入れていなければまぁちょっと揉めるぐらいはあっただろうが、受け入れ自体はスムーズに進んだだろう。



「どうにかならない、アメリアさん。」


「……不可能ではないと思うけれど、私の技量じゃ無理、と言ったところかしらね。軽く見た感じ、貴女の魔力があの子の魂に染み込んでいる感じ。そこから分離、貴女の魔力だけ抜き取って元の形に固めるっていう作業が必要になるのだろうけど……。」



あのアメリアさんでも無理、ってコトかぁ……。魂とかを専門にしている魔法使いとかいれば何とか出来たかもしれないらしいけど、そいつつい最近殺しちゃったからなぁ。死霊術師とかって確実にそういうのじゃん? 生かしておいた方が……、いやアイツは駄目だな。うん。 



「現状、どうしようもないというのが結論かもね。……この町にいる以上貴女たちとの関係は良い方がいいでしょうし、彼女を利用するなら子供たちとの関係も必要。せめてケンカしないようになるまで、ってところかしら?」


「だねぇ。」



正直私に彼女の力はそこまで必要ない、確かに全身を吹き飛ばされても復活できる『不死』の力は魅力的だけど、そもそも高原の化け物を除いて今の私を一瞬で消し飛ばせるような生命体はそんなにいない気がする。いや確かに警戒は必要だけどね? 私だって頭吹き飛ばされても復活できるし、四肢の欠損程度なら秒もいらない。


けど子供たち、このままこの文明社会で生きていくのならば彼女たちにこそその力は必要だろう。私が暴れたせいでちょっと国際情勢がきな臭くなっているらしいし、そうなれば自然と起こるのが戦だ。私一人で全部解決できればいいんだけど……、そう上手くいくほど現実は甘くないだろうからね。


いずれ私やこの子たちが望まぬ戦いが起きて、それに巻き込まれるってのは確実に起きるはず。となると『不死』の力は絶対欲しい。けどそれを受ける側の子供たちがエウラリアを拒否している。せめて戦の中でケンカしない程度には仲良くなって欲しいんだよねぇ……。



「あ、あの。デレちゃん様? 他の皆様も、もう少し叔母さんに……。」


「「「ギュピピピピ!!!!!」」」


「あ、それ以上は駄目だね。みんなこっちおいで、ほら。膝空いてるぞ。エウラリアもこっち来てそこ座りな。」








 ◇◆◇◆◇







「お姉様、申し訳「「「ミッ!!!」」」」


「……一斉にキャンセルしたわね。」



流石にちょっと応えたのか、私から離れた場所に腰かけてちょっと涙目になるエウちゃんを無視しながら、子供たちの機嫌を取っていく。頭撫でてやったりお腹触ってやったり色々だ。にしてもそんなにエウちゃん嫌いなの? 『きりゃい!』あぁ、そう……。こりゃ長丁場になりそうだ。


嫌いなのは解ったけどさ、上手く付き合っていかなきゃいけない 相手だよ? まぁほぼ全部私のせいみたいなものだけど……。なんかこう、うまく、ね?



「うぅーっ!」


「デレもそう怒らないで、ね? ほらママは貴女たちのママなんだから、どこにも行かないし貴女たちをないがしろになんかしないよ? ね? エウラリアにいてもらうのもデレたちがより安全にするためなんだから。」


「……ほんと? ない?」



うんうん、ないよ。急に出てきた叔母さんが私と仲良くしてて、しかも私の匂いがくっ付いてて嫌なんでしょう? 取られるかもっていう恐怖もある。でももし私がデレたちを置いて行くような人間だったらもう高原からそうしてそうでしょう?



「だからほら、ちょっとみんなと遊んで気晴らししておいで。ママもちょっとやること終わったら一緒に遊んであげるから、ね?」


「……わかった。」


「うん、いいこ。ありがとう。」



渋々納得してくれるデレ、周りよりちょっと賢いって理由だけで色々押し付けちゃってごめんね……。今度ちゃんと埋め合わせするから。


他の子供たちを引き連れて遊びに行く彼女、いつの間にか指揮能力も上がってきたようで軽く100弱程度の仲間たちを集めて何かしようとしている。あれは……、追いかけっこかな? ぐるーっと軽く走って来るみたい。やっぱり体に馴染んだ動きのせいか、それとも仲間が多くいるせいかほんの少しずつだけど顔色が良くなっている。


エウちゃん関連でちょっとストレス与え過ぎちゃったみたいだからね……。遊んでても顔色が変わらなかったら流石にその場で彼女のことを優先したけれど、あれなら大丈夫そうだ。



(ったく……、厄介なことがどんどん増えていくね。それが悪いともいえないってのが難しい所だ。)



プラークっていう過ごしやすい町で毎日お昼寝したり走ったり楽しくできればそれでいいのに、まぁ転がり込んでくる厄介事。国家間のパワーバランスが崩れたせいで色々なことが起きて、エウちゃんがここに来るように私たちにも影響が出ている。


彼女との出会いは最終的にいい方向で着地できたけど……、こちら側がそれを受け入れる準備が整っていない。これまでのただのおバカですぐになんでも忘れてしまう子供たちであれば何も気にせず受け入れていた可能性が高いけど……。デレのようにちょっと受け入れるのに時間が掛かる子もいるってわけだね。


決して彼女たちが賢くなったことが悪いとは言わない、むしろ賢くなったことで出来ることが増え、感情も増え、覚えられることが増えたのは非常に良いことだと言える。けど良いことが増えるってことは、悪いことも増えるってこと。ある程度私がカバーできるように動いてたんだけど、今回はそれが上手く機能しなかった、って感じだよね……。



(もっと気を引き締めて、頑張らないとな。)



「さて、自称妹さんや。申し開きはありますかい?」


「お姉様から言い渡された、デレちゃん様を筆頭としたお子様方との仲直り作戦……、失敗いたしました……。は、腹を切ってお詫びいたしますッ!」


「いやアンタの場合意味ないでしょそれ。」



ほぼノータイムで懐から小刀を取り出して腹に突き刺そうとする彼女を止める。あのね、気持ちは解るけどそういうのやめようね? ただでさえ子供たち不安定なんだから……。アメリアさんに聞いたけど血って魔法の触媒になるくらい魔力と親和性高いんでしょ? それで体内にあるときは基本的に軽い魔力を帯びている。


それを放出するってことは、子供たちからすれば私が怪我するようなものだから……。控えよ、ね?



「ご、ごめんなさい……。」


「まぁ貴女の『不死』の効果的に色々しなきゃならないことはあると思うけど……、とりあえずそう言うのは町の外で、子供たちの眼の届かないところでお願い。」



軽くお願いし、この話を打ち切る。


こいつがいくつかは知らないが、ふるまい的にまぁ成人していてもおかしくないだろう。少なくとも精神年齢は子供たちよりかなり高い。まぁ『大人』だ。継続的に子供たちとの和解のため動いてもらうことにして、直近で聞きださなければならない背後関係。エウラリアが元々所属していた共和国に付いて知る必要がある。



「共和国、ですか?」


「そ、あっちから見れば自分の国の特記戦力を引き抜かれたみたいなものでしょう? 今は二重スパイしてるからバレてないだろうけど、いつか必ず露見する。そんな時報復戦争なんか起こされたらさ、まぁ私が出ることになりそうじゃん?」


「よっぽどのことがない限りありえなさそうですが……。了解ですっ! お姉様にお教えしちゃいますね!」



『トラム共和国』、共和国と名付けられてはいるが、実質的に地方有力者たち、議員と呼ばれる人間たちによって開かれた会議によって国家運営がなされている国家らしい。まぁ王がいない貴族たちの国、という認識でいいみたいだ。基本的に『自国』の利益ではなく、有力者たちの『自領』の利益を優先するようであまり大きな動きを起こしにくい国家。


けどまぁ外敵に対しての防衛意識は強いらしく、いざ攻め込まれたら普段の垣根を超えて狂ったように反撃をし始めるようで、貴族も民も死を厭わずに突撃を繰り返すのがお国柄だとか。



「多分私が戦場に出る様になってから、それがどんどん進行したかと思われます!」


(……頭薩摩?)



まぁそういうお国柄もあって比較的軍は強いが、政治には問題がある故軍師などの影響を受けやすいってのが共和国らしいんだけど……。



「いや思いっきり私手を出しちゃってるじゃん。……全力で反撃してこない?」


「あははお姉様! さすがにそこまでおバカさんばっかりじゃないですよ! 自分から化け物の口の中に入る人は……、2・3人いますね。」


「いるじゃん。」



流石にその会議? とやらに出席できる議員さんたち全員が頭猪武者ってわけではないようだが、該当者もいるみたい。流石に全く勝率のない相手に向かって喧嘩を売ることはしないだろうし、会議での可決もないだろうとのこと。



「この前の戦争でナガン王国と言うか、あんのクソ軍師に色々やられたので結構色々な準備してたんですけど……。まぁ私がいなきゃ機能しない策とかもありますしね! 多分顔合わせたら確実に『殺っちゃう』ほど嫌いな軍師ですが……、お姉様のために働くのならば顔を見せない限り生存くらいは許してあげます。」


「……ちなみにその『対ナガン王国』用の策? ってのはどんなの。」


「えっとですね、お名前忘れちゃったんですけど確か蜘蛛の魔物を捕まえてテイムした議員さんがいまして、その蜘蛛が結構強くて無限増殖するからソレに不死を掛けて特攻させよう、っていう。」


「……うわぁ。」



というか魔物のテイムっていう概念あったんだね。……あ、魔法で契約みたいなのができるの。へぇ。


なんでも準特記戦力級の蜘蛛さんがいて、その蜘蛛さんはとんでもなく増殖スピードが早い。本体は大体5000ぐらいで、その子供が10ちょっと。その子供たち全部に『不死』を掛けることでちょうどいい戦力になるって作戦だったらしい。


まぁ確かに私とかのせいで色々バグってるけど、10って大体普通の兵士さん10人と同等かそれ以上って換算でしょう? それが不死とかクソ強いじゃん。



「しかも何匹かに一匹は不死を掛けずに放つことで節約も可能、ってあの議員さん言ってましたね。『どれか一体でも不死がいるのならば、相手はそれを前提にして動かなければならない。軍師相手にそう上手くいくとは思わないが、『不死』対策に用意された物資などを、『不死』ではないタダの蜘蛛で消耗させることができる』って言ってました。」



……悪いことしてるねぇ。まぁ戦争だし人の嫌がることをするのが鉄則だろうから何も言わないけどさ。



「ま、私が抜けたら全部意味なくなるんですけど! ちなみにその蜘蛛、ちゃんと処理したら美味しいらしいですよ。食べたことないですけど、聞いた感じカニみたいな味がするとか……。あ、そう言えばお姉様カニの身取るのお上手でしたよね! また一緒に食べたいです!!!」


「へぇ。……いやこの翼でどうしろと?」


「? だってお姉様最近あの魔法、こう人の手を作る的な魔法練習してませんでしたか?」



あぁ、『第三の腕』ね。お前と会う前にアメリアさんから教えて貰った奴。……こっちでの記憶も都合よく改ざんしてるのか。こわ。



「はいはい、じゃあ機会があったらね。私もカニ食べたいし、子供たちにも食べさせたい。」


「やったっ!」



……というかお前普通に話すことも出来たんだな。もうイメージが戦闘時のアヘアへしてる姿で固まっちゃったから違和感すごいわ。あ、いや『しろ』って言ってるわけじゃないからな! フリじゃないからな! 落ち着け! 落ち着け! 恍惚とし始めるなッ!













〇ダチョウ被害者の会【お久しぶり編】


「デロタド将軍と!」

「ボブレの!」

「「ダチョウ被害者の会~!!!」」

「獣王殿と、死霊術師(腕&足)殿もいるぞ!」

「うむ、皆お久しぶりだ。」

【本体がお世話になっております~。】


「いやほんと時間あきましたよね~。」

「まぁ色々あったしなぁ。死霊術師殿の本体は相変わらず死にまくっているようだし、レイス殿の近くにはまたヤバいのが来て……。獣王殿も引いておられたし。」

「いやアレは仕方ないだろう……。正直初めて『こっち来るな』って思ってしまった。やはりまだまだ鍛錬が足りぬな。もっと精進せねば!」

【正直アレはもう仕方ないところがあると思いますけどね……。】


「にしても彼女の実力ってどれぐらいなんでしょ?」

「確かにそのあたりは気になるな、『不死』のせいで規格外判定されそうなものだが、単体での戦闘力がいかほどか。生前『中の中~中の上』あたりだったのにこっちで鍛錬して何故か『上の下』まで到達している獣王殿、コメントを。」

「うむ……。単純な戦闘能力は準特記戦力級だが、『不死』を合わせるとなると跳ね上がるだろう。聖職者として回復技能も持っているようだ。決定打に欠けるところから甘く見積もっても『下の上』程度ではないか?」

【ですね~、私もそう思います。ま、あの子の怖さは『不死』を誰にでも付けられることですからね。それこそ私とか獣王様に付けたらエライことになります。後衛でこそ生きるキャラですかね。】


「なるほど……、さすが特記戦力のお二人。」

【あ、多分なんですが、あの『不死』レイス様にかけたら世界がバグる可能性が高いので、絶対止めといたほうがいいと思いますよ?】

「……え、そうなの?」

【そうです。レイス殿がバグって不死に近い存在になっているのは周知の事実ですが、そこに『不死』の概念をぶち込んでしまうと……。まぁ本来ありえない『不死』が彼女の体の中に二つ存在する状況になるんですよね。】

「……故に深刻なエラーが出て、世界丸ごとバグる、か。」

【ですです。まぁ私らからすれば夢枕に立って『やめとけ』ぐらいしか言えませんが、気を付けた方が良さそうですよね。まぁ私も完全にその辺りのルール理解しているわけでもないですし、魂に関して完璧な知識を持っているわけでもありません。実際それが起きた時どうなるかは……、正に神のみぞ知る、って奴でしょうね。】


「「「へぇ~。」」」






感想、評価、ブックマークの方よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ