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第三十二話 ヨゾラ、大暴れ

今回はヨゾラの無双回。


マジでこれは何回書いたか覚えてねえ……

つーかヨゾラが無双するだけじゃつまんねーなー、とは思うんで、ガチな終盤で特殊武器系の強敵を出そうかと思ってる、皇帝然り。

 ゾルとカトレアが地下牢を制圧している頃。


ヨゾラはコージオの元を目指して駆け出していた。


迫り来る衛兵を、階段を駆け上りながら刀を一振りずつ振るって斬り捨てていった。


しかし螺旋状に階段が連なっているので、いくら俊足のヨゾラといえど、時間がかかった。


そこで、左の刀に仕込んでいたワイヤーを伸ばし、螺旋階段の手すりにそれを括り付け、一気に収縮させて物凄い勢いで空中に飛び上がりながら右の刀を一本で振り下ろした。


ワイヤーを収納して飛び上がると、右の刀の柄に仕込まれていた銃口を装填し、中指を隠し引き金に突っ込んで正確なコントロールで頭を撃ち抜いた。


ヨゾラはその後も螺旋階段を駆け上がっていきながら、コージオのいる部屋を探していくのであった。




 ヨゾラは休憩のため、登った先で見つけた部屋で休息を取ることにした。


(クソッ……流石中央クラスの将軍だな……兵士の数が異様に多い……成る程、万が一に備えてアレだけの兵士を中に入れられている……これは私じゃないと突破は不可能だったが……休憩を挟まないと体力が保たない……)


ヨゾラは一度マスクを外し、息を整える。


どうやらこの部屋は食糧庫のようで、冷凍保存のために寒く調整はされている。


しかし、孤児を経験しているヨゾラにとっては、この程度の疲労や空腹は造作でもない。


保存されていたハムをひと齧りし、空腹を紛らわせる。


万が一バレたら交戦しなければいけないため、そこでも体力が無駄に消費されるのは目に見えていた。


だからこそ食べる量は、戦闘の際は少量でも十分なパワーを発揮できるものだ。


「さて……行くか。真夜中の悪夢を終わらせるために!!」


ヨゾラは食糧庫のドアを開けると共に、また階段を駆け上っていった。


これに気付いた衛兵を斬って斬って斬り倒し、コージオの元に着実に迫っていくのであった。

まあ、内容としてはこんなものです、ヨゾラサイドの初回。

次回は邂逅です。

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