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ムーンゲーム・リインカーネーション  作者: 剣葉
第零章 己ノ夢ハ何ガ為
9/50

白夢ノ世界デ創リシ化身-4

 本日二話目。

 長かった……やっと戦闘シーン……!




 ゆっくりと『ニーヴィス』に近づき、手に触れる。

 その瞬間、私は『ニーヴィス』の中へと吸い込まれて行った。






 目を開けると、普段と違う白髪が飛び込んできた。

 体を少し試すように動かしてみる。



 スキルも早速使ってみたい。





「可愛いですよ!ニーヴィスちゃん!抱きしめたい……」





 もう何も言うまい……。

 私は早くチュートリアルがしたい。さあ、はりーあっぷ。





「了解です!えーと、ニーヴィスちゃんのチュートリアルの相手は…………えっ」





 えっ、何?

 ルナリア様が運営からの説明書を読みながら話してるんだけど、嫌な予感しかしない。

 運営というワードは悪夢。




「そんな!我が子をそんな危険な目に遭わせることなどできません!」

「別に死んでも生き返れるから大丈夫だと思いますけど……?何が相手なんですか?」




 親バカかな?

 大方、種族が強すぎて敵さんも強くないとチュートリアルにならないからだろうけど……?




「………ウルフ十五体です……。他の反則種族を引いた人でも五体だったんですよ⁉︎」




 おい待て運営。三倍ってどういう事かな?




 ん?メッセージだ。





────────────────


件名:チュートリアル難易度アップのお知らせ

差出人:運営

宛先:ニーヴィス

本文:面白そうだったので、敵さん増やしておきました!

   勝てるでしょ?byカグラ


────────────────





 運営ェ………。



 あぁ、はい!戦れば良いんでしょう!戦れば!






「良いんですか……?大丈夫ですよね?」





 心配そうな顔でこっちを見てくるルナリア様。

 セリフは保育園に初めて子供を送り出すような、過保護なものなんですが。





「大丈夫ですよ。でも、流石に武器が無いと……」

「勿論です!神器でもなんでも送ります!」




 それはダメでしょ。ルナリア様。




「いや、そこは普通のやつで……」

「ぐぬぬ……仕方ないですね。初心者用のものにしておきます」





 そうして送られてきたのがこれ。





▼ ▼ ▼


〈武器〉初心者の長剣 ★1

 耐久 ∞

 効果 筋力+7

 

 初心者用の長剣。

 壊れる事は決して無いが、心許ない。


▲ ▲ ▲


▼ ▼ ▼


〈武器〉初心者の長剣 ★1

 耐久 ∞

 効果 筋力+7

 

 初心者用の長剣。

 壊れる事は決して無いが、心許ない。


▲ ▲ ▲


▼ ▼ ▼


〈防具〉初心者の革衣・上 ★1

 耐久 ∞

 効果 頑丈+5


 初心者用の革の防具。

 壊れる事は決して無いが、心許ない。


▲ ▲ ▲


▼ ▼ ▼

〈防具〉初心者の革衣・下 ★1

 耐久 ∞

 効果 頑丈+3


 初心者用の革の防具。

 壊れる事は決して無いが、心許ない。


▲ ▲ ▲


▼ ▼ ▼


〈防具〉初心者のレザーブーツ ★1

 耐久 ∞

 効果 頑丈+2

    俊敏+1

    対地形効果Lv.1


 初心者用の革の防具。

 壊れる事は決して無いが、心許ない。


▲ ▲ ▲






 これが初心者用の武器と防具。


 防具は革だけど結構カッコいい。

 人によってアクセントカラーを変えてるのかな?私のは白と水色。

 初心者用装備なのにダサく無いというのも女性に評判らしい。



 うん?初心者の長剣が二つあった気がするんだけど。

 それは……良いのかな?ルナリア様?


 

 双剣として使うつもりだったし、ありがたく貰っとこう。





「では、ちょっと場所を移動しますね。ここに魔物は出せないので」




 神界にウルフなんて召喚したら、即浄化されそう。


 

 気が付くと、草原のような所に飛ばされてた。

 草はそんなに高くない。高かったら、狼の独壇場でしょ。





「では、出しますね。何かあったら、すぐに助けるんで!」





 はーい。

 さあ来い。戦闘開始だよ。






 ◇ - ・-・・ ・-・-・ --・-・ ・・ -- ・・-◇





 ルナリア様が手をかざすと、魔法陣のようなものが浮かび上がり、狼が出て来た。




 1、2、3………うん、15体いるね。




 まずは早速鑑定。

 何々……?





▼ ▼ ▼


〈魔物〉 Lv.5

 種族 ウルフ

 状態 普通


 体力 150 / 150

 


 基本群れで行動し、連携に優れた個体。

 隠密、奇襲にも向いている。


▲ ▲ ▲





 レベル5が十五体ってさぁ……。

 まあ、良いや。蹂躙するだけだし。





 先手必勝。




「【散発(スキャター)付与(エンチャント):アイスボール】」




 そう【付与魔法】を使って【アイスボール】を唱えると、手の中に分割された氷の球体が現れた。

 それを未だ固まってるウルフ達に向かって投げる。





『⁉︎ ウギャッ!』





 ショットガンのように広がりながら、ウルフ達の体を貫通していく。

 これ、普通にエグい。魔法を安全地帯からずっと撃ってるのもつまらない。

 【氷の精霊の力・混沌(カオス)】の影響も相まって、5体が既に倒れた。

 瀕死のも多い。剣で介錯してあげよう。



 二振りの長剣を持って突撃する。

 すれ違い様に《状態異常:凍結》になっていた、地面に這いつくばっているウルフを両手の長剣で一閃。




「ワォーン!」




 雄叫びを上げて飛びかかって来た一匹を、振り返りながら首から両断。

 そのまま回転して近付こうとして来た四匹を斬殺。



 普通は攻撃力が少なすぎて一撃じゃ倒せないだろうけど、出会い頭の魔法によるダメージと【看破】のスキルによって表示された弱点を的確に突き、一撃で倒せている。




「おっと危ない」

「⁉︎…………ギャッ⁉︎」




 死角から忍び寄って来たウルフを【直感】で気付いたので、バク転で避ける。

 逆立ち後の起き上がる時に、喉から脳天まで一気に両断する。




 一応、リアルな表現してるけど、斬った場所からはポリゴンが出てるだけで、グロいことにはなってない。死んだそばからアイテム化してる。



 

「残り2匹っと」




 剣をチロリと舐めながらそう言う。

 わー、ウルフさんビビってる、ビビってる。

 

 仲間を一瞬で虐殺した存在が迫ってるんだから当たり前か。





「グギャァァァァ!」

「ほいっと。最後だよ、君で」





 狂ったように特攻して来た一匹を切り捨てる。

 今、私どんな顔してるんだろう?



 震えた脚をしていた最後のウルフが特攻して来た。




「プレゼント。天界への招待状です」




 開いた口に剣を差し込み、後頭部まで貫通させる。

 すぐにウルフは動かなくなり、アイテムへと変わった。




 息を吐きながら、両手の剣を鞘に戻す。





『経験値を獲得しました』

『ニーヴィスのレベルが3に上がりました』

『【剣術】のスキルレベルが4に上がりました』

『【氷魔法】のスキルレベルが3に上がりました』

『【看破】のスキルレベルが3に上がりました』

『【付与魔法】のスキルレベルが2に上がりました』

『【鑑定】のスキルレベルが2に上がりました』

『【直感】のスキルレベルが2に上がりました』

『《称号:狼の殺戮者》を獲得しました』



 おおう。これが噂の通知ラッシュ。

 使ったスキルのレベルが上がったみたい。

 とりあえず、ステータスポイントは筋力に注ぎ込んどく。



 ドロップアイテムは……毛皮と牙、爪あたりかな。

 ああ、あと称号称号。




▼ ▼ ▼


〈称号〉狼の殺戮者


 狼系統の敵を殺戮した者に贈られる称号。

 狼系統との戦闘が多少有利になる。



 効果   狼系統の自分よりレベルが低い敵に確率で状態異常:恐怖を与える。

      狼系統の敵へのダメージ10%増加。

 取得条件 狼系統の敵を短時間に多数討伐する。 

 

▲ ▲ ▲





 ………まあ、嬉しいかな?

 戦闘が有利になるなら良いや。




「流石私の娘です〜!」





 むぎゅ。目に勢いよく飛び込んで来た金髪。

 そろそろ来るとは思ってたけど、上からは予想してなかった……。

 



 ………あの……窒息ダメージ入っているんですが?




「あ!すみません!」




 二回目だよ?このシチュエーション。




「ニーヴィスちゃんとのお別れの時間が、そろそろ迫って来ているので堪能しておきたかったんです〜」




 ルナリア様の部下って大変なんだろうな。振り回されてそう。





「チュートリアルのクリア報酬としてアイテムが届いていると思うので、後で確認しといてくださいね!さて、ニーヴィスちゃんの転移先を決めちゃいましょう!」





 ルナリア様がそう言うと、世界地図、ヨーロッパ付近が示された地図が出て来ました。

 国ごとに色分けされてるんですかね?



 ベネ(ベルギー・)ルク(オランダ・)ス三国(ルクセンブルク)と北欧、イタリアとバルカン半島、ジブラルタル海峡周辺、ロシア、トルコ、アラビア半島に大国があるみたい。



 流石に国の首都のような所ではなく、二、三番目に大きな都市に飛ばされるらしいです。



 一応どこの国にするかは決めて来ているから、ここで良いや。





「この国でお願いします!」

「レナシテス王国の街、カーメルですね!分かりました!」





 私が指差したのは、現実世界のイギリス、アイルランド、ベネルクス三国、エルベ川、ブルタバ川、ドナウ川に沿ったドイツとチェコの一部、フランスとエブロ川までのスペイン北部を領有する、レナシテス王国。



 ザ・王道とも言えるファンタジー国家。因みにカーメルという街はドイル南西部の都市、シュツッドガルトの辺り。





「はい、準備が終わりました。最後に一つ言っても良いですか?」

「………?良いですよ」




「この世界、『ガイア』の民もニーヴィスちゃんの世界と同じように生きています。この世界を娯楽と勘違いしている救世主様もおられますので。それに、未だ敵の存在も明らかになっていません。十分そこに注意してくださいね」

「はい。分かりました」




 まあ、それでもアウトローなプレイをする人達はいるのだろうけども。



 ………そう言えば、前作も前々作も、プレイヤーによる破滅エンドだったよね?

 その時もそれを推奨しているように見えたけど……。



 何かあったのかな?





「では、この世界を楽しんで!そして、救ってください!」





 ルナリア様のその言葉と共に、目の前が真っ白になりました。







 修正:2021/01/01



 ニーヴィスちゃんつおい

 これが主人公補正……⁉︎

 スキルの補正は一切使ってない。つまりPS。

 つ ヒント:掲示板-2の421と、この作品のキーワード(コピペ



 作者『キャラメイキングほぼ強制終了』

 結構削りました。辻褄が合わない所出て来るかも……?

 国はねぇ……地名並べられたって面白くないでしょ?

 そのうち出します。



 書いていませんでしたが、このゲームはリアル一日で四日進みます。



 これってあらすじの所に順位とか書いた方が良いんですかね?


 

 面白い、毎秒投稿しろ、ニーヴィスちゃんに踏まれたい……という方は、評価、感想、ブックマーク、レビュー等、是非お願いします……!(懇願)


 作者が調子に乗りますんで。

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